台北歴史散歩の旅 (23) 士林夜市

台湾の主な都市では夕方から夜に掛けて飲食、雑貨の屋台や露店が集まる夜市が開かれる。日の高い時刻やったけど、すでに訪れた華西街、臨江街は夜市が出るところ。その中で最大規模の夜市が士林にある士林夜市。まだ行ったことがないのでどんなところか見に行ってみる。

最寄りのMRTの駅は淡水線士林の一つ手前の剣潭駅。ここらではMRTは地下ではなく高架上を走る。 駅を降りると目の前に地下道への降り口があって「士林市場(夜市)」の標識があるが、ここを降りても交差点の向こう側へ渡れるだけで市場には直結していない。目指す夜市は交差点の向こうに見える明るいところのさらに左前方にある。



交差点を渡ると、ここから屋台がずらりと並ぶ。これらを脇に見てどんどん進む。

歩道は屋台に占拠されているので車道を歩くが人が多い。

しばらく行くと「士林市場」の建物が見えてくる。

1階が雑貨や果物の店、地下がフードコートになっている。夜市は、

(1) 道路に屋台が並ぶ
(2) 運動場のような決められた広場に屋台が並ぶ
(3) ビルの中で美食街として営業する

など、夜市ごとに異なるが、士林夜市はメイン会場が(3)で、入れなかった屋台が(1)のように店をだしている様子。 さっそく地下へと降りてみる。

と、いきなりこの混雑。地下の通路は「ロ」の字型になっていて、通路の内側と外側とに食べ物屋が並ぶ。それにしてもすごい人。

とりあえず、見て廻る。 小ぶりの牡蠣を焼いている店。

鉄板焼き。客はお好み焼きのようなものを食べている。

ジュースとお茶の店。

麺類を食べている人たち、かなり狭い。

たしかにフードコートやけど、人口密度がめちゃくちゃ高い。

ここは蟹のフライ、エビフライも見える。

そして、どこにでもある臭豆腐。

ここは台南名物棺材板の店ただし縁起をかついでか「官財板」の字をあてている。

看板には日本語が併記されているところもある。この店は町の普通の食堂風。

やっと反対側の角に到達。家族連れで食事に来ている人たちも多い。

右はビーフ・ステーキ、左は牛肉麺の店。

途中にあった店舗の配置図。まだ2/3くらいを廻っただけ。

うまそうなものもあったけど、会場の熱気に当てられて食欲減退。なにせ混んでいて座る場所を見つけるのも難しそう。そうしているうちに見つけたのがお粥屋、近くの席もちょうど空いてる。

壁に掲載雑誌の記事を貼ってあるところは日本と同じ。

皮蛋痩肉粥を食べる。お粥は香港の粥に近い。痩肉は挽き肉が入っていた。普通においしい。

こっちはしらす入り。

お粥は朝食べるものかと思ったが、けっこう繁盛している。

胡椒餅も売っていたけどパス。

あとは似たような店だったので早々に切り上げて地上へ戻る。

1階店舗風景、こっちの方がゆったりしている。

くまモンTシャツあり。

適当に見物して帰るが、帰り道も人が車道へ溢れてる。


士林夜市 (台北市 士林区)


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