ニューオーリンズ & メンフィス旅行(8)ニューオーリンズのレストラン

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Mena’s Palace

泊まっているホテルから1ブロック先、Iberville St.とChartres St.との角にある小さなレストラン。店の前面の壁にはガス灯が付いている。

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朝早くからやっていて夕方には閉まってしまう。ニューオーリンズ最初の朝にふらっとはいってみると、店内は空いていて常連らしい老婦人が一人で朝食中。フロア担当も年配のおばさんで落ち着いた雰囲気。

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ランチにはもう少し南部らしいメニューがあるようだが、朝は至って普通のアメリカの朝食メニュー。卵2つをお好みスタイルで、カリカリベーコンとハッシュポテト。オレンジジュースとコーヒーを飲めばアメリカに来たことを実感する。

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後で昼頃に通りかかったらランチの客で満員だった。

Gambo Shop

ジャクソン・スクエアの近くにある有名店。

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店に入ると奥にテラス席あり。

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人気店で客が並んで待っていることも多いが、この日は待たずに室内の関へ案内された。

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まずはビールを飲みながらメニューを吟味。さほど空腹ではなかったので、名物のガンボをカップでいただき、ポーボーサンドは1つを2人で分けることにした。

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ガンボはシーフードとチキンがあるがシーフードがおすすめ。ニューオーリンズで何度かガンボを食べたが、この店のが一番味が濃厚で美味しかった。店名をベタな名前にするだけのことあり。

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ガンボに付いて来るパン。あとでポーボーイ・サンドが来るからいらんねんけど。

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しばらくしてサンドイッチ到着。見た目のでかさに仰天、これで半分。1つを2人で分けることにして良かった。

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外から見えるところだけでなく、パンの中がくり抜いてあって、そこにトマト味のエビがぎっしりと詰められていた。味付けはあっさりめで旨い。

Central Grocery and Deli

ディケイター・ストリートにあるイタリア食材店。

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店内はごく普通の食料品店。

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ところが、店の奥にはイートインのスペースがある。

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そして、レジの上には、こんな表示がある。そう、この店では「マフレッタ(Muffuletta)」というサンドイッチを売っていて、これを店内で食べることが出来る。メニューはマフレッタだけで、ホールかハーフを選ぶことが出来る。

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で、早速買ってみる。2人でもホールは食べ切れそうにないのでハーフを買ってみる。

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包を開くとすでに1/4サイズにカットされていた。

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サンドイッチの中身は、ハム、チーズ、ピクルス、オリーブオイルたっぷり。この丸いパンが硬すぎず、柔らかすぎず具とのマッチが絶妙。やや塩辛いのでビールかワインが欲しくなるが店内にはソフトドリンクの自動販売機があるのみ。

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カウンターの奥の調理場は撮影禁止とあったが鏡を撮影してみた。お昼に備えて製造中の様子。

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マフレッタは元々イタリアにあったサンドイッチなのかと思ったが、どうやらニューオーリンズのこの店が発祥の地らしい。確かに看板には「Home of the Original Muffuletta」とある。

Daisy Dukes

金曜日の夜に予約なしでシーフードを食べに行こうとしたら、ガイドブックに載っている様な店はどこも長蛇の行列。1時間半位待たないと入れないことが分かって緊急避難的に入った店。場所はフレンチクォーター中だったが、近所に2店舗あるらしい。

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店の外観は夜だとシックに見えるが、入ってみるとカジュアルなファミレス風の店。かなり体格のよい家族が体をボックス席へ押し込んでいる。

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ビールを飲み続けて炭酸の入っていないものを飲みたかったのでワインにする。期待していなかったというか、期待通り紙パックに入って売られているような白ワイン。

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シーフードを食べ損ねたので、Oyster Basketにしてみる。出てきたカキフライはかなり小さいが味はまずまず。ビスケットとフレンチフライの量が多すぎ。

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もう一皿は、Blackened Fish Platter。ブラッケンドスパイスを振った魚のグリルかと思ったが、出てきたのは白身魚のソテー。さなかの種類は分からないがあっさり系。これにビスケットとカップのガンボとフライド・グリーン・トマトが付く。フライド・グリーン・トマトは映画のタイトルにもなったが食べるのは初体験。完熟していないトマトを輪切りにして衣を付けて揚げたもの。

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味もサービスもファミレスクラス。こういうところで食べていると揚げ物率が高くなるので要注意。

Mother’s

フレンチクォーターの南隣、ビジネス・ディストリクトにある食堂。滞在中に2回訪問したのはここだけ。店名のとおり南部のおふくろの味といった感じの家庭料理が食べられる。

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注文の仕方が変わっていて、客は席に着く前にメニューを見て食べるものを選ぶ。店内のレジで注文するが、たいていレジの前は行列になっているので、並びながら何を注文するか考える。ここらはファストフード店に近い。

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列の横は厨房で、何があるのかよく見える。

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その日のスペシャルは黒板に書いてある。

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レジで注文して飲み物はその脇で受け取る。飲み物とレシートを持って空いた席につくとフロア担当がやってきて、レシートを持っていく。しばらくすると注文した品がテーブルに届けられる。
この日は小腹が空いたくらいだったので、頼んだのは、ガンボ、ザリガニのエトフェ、チコリのコーヒー。ガンボは先日Gambo Houseで食べたのに比べるとあっさりめ。ザリガニはシーズンオフなので冷凍ものと思われるがエトフェも美味しかった。

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壁には有名人(といっても殆ど知らないが)のサイン入り写真や軍人の写真が並ぶ。

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夜来たときには、名物のハムと、

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まだ食べていなかったジャンバラヤを注文。それぞれ、付け合せを選ぶとワンプレートで出してくれる。野菜不足気味だったのでクタクタに炊いたカブの葉がうまい。ジャンバラヤには肉の塊がゴロゴロ入っていてボリュームあり。

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The Camellia Grill

カナル・ストリートからトラムでセント・チャールズ・アヴェニューを延々40分位乗った先にあるレストラン。評判が良いのでブランチに行ってみた。

場所は、トラムがサウス・キャロルトン・アヴェニューへと曲がったあたり。建物は立派な造りの白い建物。

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店内はカジュアルなダイナーの雰囲気。テーブル席はなく全てカウンター。それも日本の下町の居酒屋のカウンターのように、出っ張りが2つあってそれぞれに接客担当が入る方式。

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サンドイッチは、

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ローストビーフとターキー入りでボリューム十分。

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ハンバーガはバンズではなく、トーストした食パンで挟むタイプ。コールスローとチリ付き。

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満足感高し。

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そしてコーヒー。

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場所が住宅地ということもあって、客の殆どは観光客ではなく地元の人たちが家族と一緒に食事を楽しんでいる様子。

Morning Call

このコーヒーショップもフレンチクォーターからトラムで40分くらい離れたところ、シティ・パークにある。ベニエといえばジャクソン・スクエアのカフェ・デュ・モンドが一番有名で、その次に名前が上がるのがこのMorning Call。

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この正面入口から入れば良かったのだが、知らずに左側の入り口から入るとそこはテイクアウト用の注文窓口があり、その列に並んでしまった結果。コーヒーは紙コップ、ベニエは紙袋入りになってしまった。

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それでもめげずに席に座ってベニエを食べる。味は普通の揚げパン。

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店内はこんな感じ。

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メニュー。コーヒーはカフェオレで、注文するとポットからコーヒーとミルクをデモンストレーションよろしく注いでくれる。

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今度行くことがあったら、ちゃんとカップ&ソーサーで飲みたい。

Cafe Beignet

ロイヤル・ストリートにある小さな店。朝食に寄ってみた。

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パン、ケーキの種類は多い。

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店の名前にもなっているベニエもあった。

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来ている客は明らかに観光客という人ばかり。

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クロワッサンのサンドイッチと、

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コーヒーで朝ごはん。

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Acme Oyster House

フレンチクォーターにはシーフードの店が何件かあるが、いつも行列ができているのがこの店。込み始める時間を見越して、少し早めに出かけたがやっぱり並んでいた。

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まずは生牡蠣を注文。日本の牡蠣に比べて小さい。

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ニューオーリンズ風ブラッディ・メアリー、かなり辛い。なぜか茹でたいんげん豆が入っている。

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甘くないカクテルをと言って頼んだが、これは失敗。素直にビールにしておけば良かった。

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スープは日替わりのものにしたが、シーフードとコーンが入った不思議な味。不味くなないがちょっと微妙。

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クラブケーキという名前からカニ肉を固めたようなものを想像していたが、衣を付けて揚げたメンチカツのようなものだった。付け合せはフレンチフライにハッシュパピー。ハッシュパピーはコーンブレッドを揚げたアメリカ南部のためもの。ほんのりと甘い。揚げ物料理の付け合せが揚げ物というのもすごいなと言いながら食べてしまう。

The Grill

ニューオーリンズからメンフィスへ移動する日の朝食に行った店。前日に前を通りかかって、朝ごはんに良さそうと目を付けておいた。

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店の中は、先日行った「The Camellia Grill」と同様にカウンターだけ。食べた後は伝票をレジに持っていって支払いする方式。

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カウンターの中はすぐに厨房というのも同じ。

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1つのサンドイッチを2人でシェアすると言ったら、2つの皿に分けてくれた。

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そして、もう食べられないかもしれないので、朝からガンボ。

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ニューオーリンズは元フランス領だったせいかコーヒーが薄いアメリカンではなく、しっかり濃くておいしい。

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