台湾周遊、列車と駅弁の旅(1) – 1日目(桃園国際空港~台中)

成田から桃園までのフライトは経費節減でScoot。14:20台北着なので割とゆっくりしたスタート。


到着して入国手続きが済んだら、まずはインターネット環境の確保。 到着ロビーには中華電信、遠傳電信、台灣大哥大のブースが並んでいる。 サービス、料金は3社横並びなので台灣大哥大の5日間有効のプリペイドSIMを購入。

今日の目的地は台中。在来線では時間が掛るので移動には台湾の新幹線、高鐵を利用する。

まずはシャトルバスで空港から高鐵桃園駅へ向かう。

20分程度で高鐵桃園駅に到着。

台中までのチケットを自動販売機で購入、クレジットカードが使える。


高鐵の車両は日本製。 外観も内装・座席ものぞみとそっくり。


景色を見ている間に、30分ちょっとで高鐵台中に到着。台中は台北、高雄に次ぐ台湾で3番目に大きな都市。 駅に近づくと新市街の高層ビルが見えてくる。


ちょうど夕陽が沈むところ、明日の天気はよさそう。

高鐵台中駅構内では台鐵弁当を売っていたが、駅弁を食べるには中途半端な時間だったので購入見送り。 この丸いのと八角形のは大きな駅でないと売っていないようなので、後から思えば買っておけば良かった。

ちなみに台湾の鉄道は高鐵と台鐵と2つあり、高鐵は西海岸を走る新幹線を運営する私鉄。台鐵は在来線の国鉄で、台湾全周と幾つかの支線を運営し、高鐵とはライバル関係。
駅弁は日本統治時代に日本人が始めたのが今ではすっかり台湾に根付いて台鐵弁当の名で売られている。 なので台鐵弁当が高鐵の駅構内で売られているのはちょっと変な気もする。
宿泊するホテルは台鐵台南駅の近くだが、高鐵と台鐵の台南駅は離れていて、新大阪駅と大阪駅のような関係。 高鐵台中駅は台鐵新烏日駅と隣接しているので、ここから在来線の台鐵に乗り換えて4駅先の台鐵台中駅へ向かう。

日本の電車と違って、車掌さんが車両の中頃に居て、停車駅でドアの上部に鍵を差し込んでドアを開閉している。

台鐵台中駅到着。 ここでは標準的な台鐵弁当を売っていたが、とりあえず見るだけ。


台中駅舎と駅前の夜景。この駅舎は東京駅とほぼ同じ時期、1917年に建設された歴史のある建物で台湾の駅舎で一番美しいと言われている。 設計は日本人の松永萬長。 この駅を中心に旧市街が広がっている。


ここからホテルまで、ぶらり街歩き。 これは駅近くの商店街の入り口。

香港のWelcomeスーパーを台湾で発見。

日本の地方都市みたいな町並み。

ここは明日の朝ごはん候補としてチェックしておこう。

バスターミナルに近いことで選んだホテル、Forte Orange Hotel-Taichung Park(福泰桔子商務旅館 公園店)。 入り口は一見豪華だけど、中は普通のビジネスホテル。チェックインして一休み。


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