マキタのコードレスクリーナーを気に入っているのは以前にブログに書いたとおり。この掃除機、そっと壁にもたれるように立てておけば自立するが、すぐコケる。ストラップで壁に吊るすには重すぎる。気がついたときにさっと使ってさっとしまうのがこの手の機会の本分なので、しまい込むのではなく使いやすいところに置いておきたい。
思うところは同じなのか、純正のアクセサリーではないがサードパーティからいくつかマキタのコードレスクリーナー用のスタンドが販売されている。代表的なのはこういうもの。高いものではないので買っても良かったが、自分で作ってみようと思い立った。
構造は、2×4の切れ端を3つ繋いだだけのシンプルなもの。のこぎりで切って、ネジ止めしてしまえば10分で出来てしまうようなものやけど、最近入手したビスケットカッターの練習を兼ねてビスケットジョイントで作ってみる。
ビスケットカッターはこんな機械。これでビスケットという木片を差し込む溝を掘る。
カットした溝はこんな感じ。
ビスケットを差し込むとこうなる。
接合するには両方の溝、ビスケットの両面、接合面に木工用ボンドを塗って圧着する。
組み上がった姿。わざわざビスケットジョイントを使うまでもなかったが、練習ということで。溝のカットを正確にやれば寸法を出しやすいし、外に釘やネジが見えないのが良いところ。
これでも一応使えるが、クリーナのパイプ部分を受ける箇所を安定させたい。ホームセンターで探して見つけたのが、雨樋用の金具。亜鉛ドブ漬けで100円くらい。
欲しいのはこの金具の下半分なのでヒンジのピンを抜いて上半分を取り除きたかったが抜けない。なので金鋸でヒンジ部分をカットした。軸の部分も長すぎるので金鋸で斜めにカット。
これをスタンドに斜めに打ち込んで、一応の完成形。
実際にクリーナを置いてみると、ちゃんと立つ。
雨樋用金具で本体をしっかり支えることができる。
ワトコオイルで仕上げて、ちょうど余っていたパイプハンガーの止め金具を追加。
アクセサリーのブラシ付きノズルとフレキシブルホースも収納できるようになった。これで最終形。
手間は掛かったが、余り物を使ったので材料費は数百円。
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