HP Stream 7をセットアップして、Office 365 Personalのアクティベーションを済ませたので、早速Windows 10 Technical Previewをインストールする。
- USBメモリ(8GB) – Windows 8.1のUSB回復ドライブ用
- USBメモリ(8GB) – Windows 10 TP インストール用
- インストールUSB作成用PC
- ISOファイルをマウントするツール(Windows 8またはフリーソフトなど)
- Windows 10 TP ISOファイル
- HP Stream 8 Windows 8.1用ドライバ
- USB-マイクロUSB変換アダプタ
- USBハブ
- USBキーボード
- USBマウス(キーボードがあれば必須ではないがあったほうが楽)
手順は以下の通り。
1. USB回復ドライブの作成
HP Stream 7のドライブの回復パーティションには初期状態に戻すための回復イメージがあるのでこれをバックアップして、いざというときに出荷時状態に戻せるように回復ドライブをUSBメモリに作成しておく。
これはWindows 10 TPのインストールに失敗した場合の備えやけど、今年の夏にWindows 10への無償アップグレードが始まった時に必要になるかもしれないため。また、Windows 10 TPのインストールの際に、回復パーティションを削除してより広いスペースを使いたいということもある。
回復ドライブの作成方法は、マイクロソフトのサイトの説明にしたがって行えば良い。
2. Windows 10 TP ISOファイルのダウンロード
マイクロソフトのダウンロードサイトから日本語のISOファイルをダウンロードする。HP Stream 7のBIOSは32bit UEFIなので、ISOファイルは32bit(X86)の方を選ぶこと。
ダウンロードしたISOファイルをWindows 8のExplorerでマウントするなどの方法でISOファイルの中身を見れるようにする。あとはFAT32でフォーマットした空のUSBメモリへISOファイルの中にあるファイルを丸ごとコピーすればよい。
3. HP Stream 7用各種ドライバのダウンロード
HPのサポートページから、Audio、Controller、Driver Pack、Networkのドライバをダウンロードする。BIOS、Diagnostic、Firmware、Utilityは不要。
ダウンロードしたファイルは圧縮されているので、解凍してフォルダごと先ほどISOファイルの中身をコピーしたUSBメモリへコピーしておく。この最、フォルダの名前をあとで分かりやすい名前にしておく。これでインストール用のUSBドライブ完成。
4. 接続
HP Stream 7にはマイクロUSBポートしかないので、標準USBのデバイスを接続するための変換が必要。100円ショップで売っていた変換ケーブルを使用。
これに直接USBメモリを接続すると、インストール途中での入力ができなくなってしまうので、USBハブを接続して、USBメモリ、キーボード、マウスを接続する。
5. インストール
HP Stream 7の電源ボタンとボリューム下ボタンを同時に押して起動する。メニューから「UEFI USB」を選べばインストールが始まる。あとは画面の指示に従って進めるだけ。クリーンインストールするのでアップグレードは選ばない。また、ドライブには回復パーティションが作られているが、もう必要ないので領域を開放してドライブ全部を使う。
このインストールの過程ではネットワークがまだ使えないので既に持っているMicrosoftアカウントを指定できない。とりあえずローカルアカウントを作成して、あとでMicrosoftアカウントに紐付ければ良い。
一通りのセットアップが終わってWindows 10 TPが立ち上がったら、先ほどダウンロードしておいた各種ドライバをUSBメモリからインストールする。最初にDriver Packをインストールするのが無難。
あとは使い慣れたソフトウェアなどをインストールして自分の環境を作れば完了。