HP Stream 7(Windows Tablet)を個人輸入

久しぶりのガジェットネタ。タブレットはAndroidで不自由してないけど、Windowsタブレットの海外版が安くなってきたのでなにか良いのがないか物色。

  • Windowsが低価格タブレットで使い物になるか試してみる。
  • Windows 10 Techical Preview用に使う。
  • バンドルされている Office 365 Personalを別マシン(MAC)で利用する。

ことが目的なので、先月末に価格重視で「HP Stream 7」をUS Amazonから個人輸入した。

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購入価格はUS$95.99。これに日本までの送料を加えてUS$108.12。予想納期は注文日から11日〜25日後とかなり幅があった。試しにExpress Shippingの価格を見てみると、US$5.52足すだけで2日後に到着予定と劇的に納期短縮される。迷わずエクストラを払って半信半疑で到着を待つ。

Amazon.com_ HP Stream 7 32GB Windows 8.1 Tablet (Includes Office 365 Personal for One Year)_ Computers & Accessories

本当に2日後に到着したのでびっくり。荷物のトラッキング情報を見ると、UPSの飛行機を3回乗り継いで48時間以内に自宅まで配達されている。 注文時刻によっては3日後になるかもしれないけど、Amazonの物流はすごい。

届いた荷物の左がHP Stream 7、右は同時に別注文したかみさん用のAndroidタブレット。いずれも消費税が掛からない金額なので追加料金無し。USで買っても州のVATが掛かることを考えれば、この手の個人輸入は多少の送料を払ってもメリット多い。

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開梱してさらに化粧箱を開けたところ。

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タブレット本体を取り出すと、あとは大したものは入っていない。

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タブレット本体、ACアダプタ、USBケーブル、薄いドキュメント2つ、これで全部。

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裏蓋の外し方も包装のフィルムに書いてある。

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裏蓋を開いてみたところ。3000mAhのバッテリは取り外し不可。上位モデルにはT-Mobile向けのモデルがあるが、これはWiFiモデルなのでSIMスロットは塞がれている。結局、裏蓋を開けてできることは、マイクロSDカードの抜き差しだけ。

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背面上部には2Mピクセルのリアカメラ。フロントカメラは0.3Mピクセル。

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右側面の電源ボタンとボリュームボタン。左側面にはなにもなし。写真では分かりにくいが、側面はリアからフロントにかけてテーパーが付けられている不思議な形。まあ、片手で持った時に多少指がかかりやすいけど、やっぱり変な形。

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下部には2cmくらいのスリットがあるので何かと思ったらスピーカ用の穴。あと上面にマイクロUSBポートとイヤホンジャックがある。

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重量は356g。Nexus 7(2013)が296gなのでやや重い。

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幅はNexus 7(右)とほぼ同じ、長さはやや短い。

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バッテリーを充電して、電源投入。画面に従ってセットアップを行う。プリインストールされているのは英語版のWindows 8.1 with Bingなので、セットアップ完了後にコントロールパネルから言語を日本語に変えて必要なモジュールをダウンロードして再起動すれば終了。プロセッサがAtom Z3735G、メモリが1GBなので速いとは言えないが、その割にはサクサク動く。

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以前に個人輸入した「HP Stream 11」にはOffice 256 Personalのアクティベーション用のキーがカードで添付されていたが、このタブレットにはカードが添付されていない。アクティベーションに必要な情報はプリインストールされているので、モダンUIのOfficeアイコンをタップし、Microsoftのサイトにアクセスしてアクティベーションする。

ここで予定外だったのは、Office 365のライセンスは1つのマイクロソフトアカウントで1つしか持てないこと。先日購入したHP Stream 11に付いていたOffice 365 PersonaはHP Stream 11にインストール済。新たに入手したライセンスは入手済ライセンスの期間延長にしか使えない。2つ目のライセンスをMacにインストールする目論見だったのが予定が狂う。

Office 365 Personalのライセンスは日本で販売されているOffice 265 Soloと違って、「PCまたはMac 1セットとタブレット1セット」となっている。先にインストールしたHP Stream 11は「PC」に該当すると思っていたが、Officeのインストール情報をよく見ると、当たり前やけど「Microsoft Windows 8.1 with Bing」となっている。すなわち、HP Stream 11はPCではなくタブレットと認識されている様子。

そこでMacからOfficeをダウンロードしてみたところ、無事インストールすることができた。結果として2つのOffice 365 Personalのライセンスを使うことによって、MacとHP Stream 11の両方で2年間最新のOfficeを使うことができることになる。当然ながら1TBのOneDriveや固定電話へのSkypeでの無料通話も2年間OKとなる。

アカウント

Office 365ではなく従来のOfficeは、プリインストールされているPCから他のPCへ移して使うことは許されなかったが、Office 365の使用許諾をみた限りでは頻度の制限はあるが移動はできるのでMacで使うのは合法のはず。最近になって使い始めたMacで2年間Officeを使えるようになったのはありがたい。

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