以前はよく使っていたけど、最近あまり使わなくなったコンパクト・デジカメを活用する手段としてWiFi搭載のメモリカードを検討。
幾つか種類があるようだけど、Eye-Fiにするか、FlashAirを選ぶかが最初の大きな分岐点。 あとはメモリの容量を決めるくらい。
色々と考えた末、FlashAirの16GBモデルSD-WC016G
に決定。
思考過程は以下の通り。
目的
- 5年前に購入したコンパクト・デジカメPanasonic DMC FX37の有効活用
なぜ使わなくなったか?
- 簡単な撮影はスマホで済んでしまう。
- しっかり撮りたいときは一眼レフを使う。
- コンパクト・デジカメは撮影後、SDカード経由でPCへ移すという手間が掛る。
- SNS等へアップしたい時にリアルタイム性がない。
コンパクト・デジカメの(スマホに対しての)メリット
- 電池の保ちが良い – フル充電しておけばスナップを取る程度なら電池の心配なし。
- ズームの範囲が広い。
- 暗い所やフォーカスが合いにくい被写体でも比較的フォーカスを合わせ易い。
- コンパクトで、それなりに頑丈なので持ち運びに気を使わない。
想定する使い方
- スマホでは使いにくいケースでの補助的使用。
- 枚数はそんなに多くない → SDカードの容量は大して必要ない。
- 撮影した写真のうち、すぐに使いたいものはスマホかタブレットへ転送する。
- 大量に撮影した場合は、SDカード経由でPCへ移す、あるいは時間のある時にタブレット経由でGoogle+へアップ(ピクセル数縮小)。
なぜFlashAir?
- Eye-Fiの特長である「全てをスマホへ転送する」機能は必要はない。
- 転送が少ない分、Eye-FiよりもFlashAirの方がコンパクト・デジカメのバッテリ消費が少ないはず。
- Panasonic DMC FX37は古い機種にも関わらず、FlashAirの動作確認機器一覧に含まれている(動画は非対応)。
- Panasonic DMC FX37はEye-Fiカードとカメラの互換性にも含まれているが、既知の問題として「Eye-Fiカードから直接動画を再生している時、雑音やノイズが生じる場合があります。これはオーディオ回路でのカップリングにより発生しております。」と記載されている。
- 以上から総合的に判断して、僕の用途にはEye-FiよりもFlashAirの方が向いている。
- 容量は8GBでも十分だが、値段が大きく違わないので、将来違う用途へ転用の可能性を考慮して16GBにしておく。
FlashAirの初期化
使う前に初期化が必要。 Windows PCにSDカードリーダを接続して行った。 初期化の方法は東芝のサイトを参考に、ソフトウェアをダウンロード、インストールして簡単にできるが、最後の「ネットワーク設定」が変更されていて、設定項目が増えていた。
初期画面は以下の通り。 SSIDとパスワードを変更し、「カードをフォーマットしても、同じネットワーク設定を使用する」にチェックを入れて設定完了。 「インターネット同時接続を有効にする」はClass 10のモデルから追加された新機能のようだが、実用上自宅に居る時しか役に立たないし、後から変更できそうなのでオフのままとした。
必要な入力をして適用/保存をしようとすると、なぜかSDカードを取り外して再挿入するようにというメッセージが出たので、それに従うと無事初期化されて完了。
ダウンロードする側のAndroidタブレットには、Google PlayからFlashAirのアプリを入れておく。
早速、試しに撮影してダウンロードしてみる。
うん、これは使えそう。