ARCをやめて光デジタルケーブルでテレビとAVレシーバーとの連動改善

リビングで使っているAVレシーバーは、業績不振でAVビジネスを売却することになったOnkyoのTX-NR626というモデル。2014年に買い替えているので今年で7年目。その後のDolby Atmosなどの新しい音声フォーマットには対応していないが、映像はいちおう4Kにも対応しているし、テレビを4Kに買い替えても問題なく使えている。

AVレシーバー

テレビの音声についての問題

ここにBDレコーダー、セットトップBOX、Playstation、PCなどをつないで4Kテレビに出力しているのだが、肝心のテレビを見るときに音声をテレビのスピーカーからでなく、このAVレシーバーのスピーカーから出力しようとすると非常に不安定で、音が出ない事が頻繁に起こっていた。

テレビとAVレシーバーとの間はHDMIケーブル1本で繋いでいて、テレビ側もAVレシーバー側もARC(Audio Return Channel)に対応しているので、テレビの音声出力がAVレシーバーに送られて、接続したスピーカーから音が出るはずなのに、出ない。何かの拍子に音が出ることもあるのだが、また出なくなってしまう。仕方がないのでARCを諦めて、テレビはテレビのスピーカーでという使い方をしていた。

光デジタルケーブルで接続してみた

昨年引っ越すことになったので、ごちゃごちゃになっていたAVケーブル類を整理して再接続した際に、ARCに再挑戦したが事態は変わらず諦めかけていたところ、TX-NR626のマニュアルに、

「お使いのテレビがオーディオリターンチャンネル(ARC)機能に対応していない場合は、本機をHDMIケーブルで接続すると同時に、光デジタルケーブルで接続をする必要があります。」

という記述を発見。ならば、ARCに対応していても機能しない場合でも光デジタルケーブルで接続すれば良いのではと考えてケーブルを調達。光デジタルケーブルのコネクターは角型と丸形があるので要注意。今回必要なのは両端が角型のオスのケーブルなので、5mのものをアマゾンで購入した

コネクターはこんな形をしているので、テレビとAVレシーバーそれぞれに差し込むだけで接続完了。使えないARCをオフにして、光デジタルケーブルで接続する設定にすれば、今までの問題は解消、100%AVレシーバー側からテレビの音が出る。

ケーブルの端子

テレビとAVレシーバーは使わないときにはどちらもスタンバイになっている。この状態でテレビの電源をオンにすれば、HDMI-CECの機能でAVレシーバーの電源が自動的にオンとなり、入力セレクターも自動的に「TV/CD」になり、少し遅れて音が出てくる。テレビの電源をオフにしたときも、同様にAVレシーバーもスタンバイになる。

これでテレビのスピーカーを完全にAVレシーバーのスピーカーで置き換えることができた。こんなに簡単ならもっと早くやっておけば良かった。

副次的効果

テレビからの音声出力は光デジタルケーブルで確実にAVレシーバーに送られるようになったので、テレビの放送番組を観る時だけでなく、テレビに内蔵されているNetflixやYoutubeの視聴機能を使ったときにもAVレシーバー側から音を出せる。

今までセットトップBOXはAVレシーバーのHDMI入力に繋いでいたが、テレビの空いたHDMI入力に接続した方が便利。

例えば、「Chromecast with Google TV」をテレビのHDMI2に接続しておけば、テレビのリモコンで、

  • テレビの電源をオン(AVレシーバーがオンになる)。
  • 入力切替を「HDMI2」に切り替え。
  • Chromecast with Google TVのメニューが表示されるので、テレビのリモコンでメニューを操作して好きな番組(例えばPrime Videoの映画やSpotifyの音楽)を選んで再生開始。

という一つのリモコンの操作で済ませてしまうことができて便利。今まではAVレシーバー側にコンテンツのソースがあって、テレビは表示するだけの端末だったのが、今ではコンテンツはテレビ側にあって、AVレシーバーは音を出すだけの装置になってしまった感じ。

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