月肴(げっこう)再訪問 [四谷三丁目]

昨年9月の初訪問から今日が3回目。成人の日も営業するというのをFacebookで見たので予約して開店直後に行く。店頭には木戸泉の蔵元まで作りに行ってきたという杉玉。

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まずは東京の地酒、屋守(おくのかみ)ベースの自家製サングリアをグラスで。これは前に来た時に気になってたもの。微炭酸でほんのりと柑橘系のビターな味がして食欲増進。

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屋守は「やもり」と読めば家守の別表記で、害虫を食べて家を守ってくれるというかわいらしい爬虫類。英語ではGekkoやから最初の一杯には調度良いなどと考えながら2杯目を物色。

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お通しは2品。エビの頭は香ばしく焼いてあって全部食べられる。

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最初にこの店に来た時には「王禄」から始めたけど、近々に王禄飲み放題の予定があるので、今日は「大那」から。香りが立つよう口の開いたグラスは適当な重さがあって手にしっくりくる。

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刺し身。右側の炙ったのは塩でいただく。

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かみさんのチョイスは「播州一献」。雄町米を使った山廃純米で鉱山で3年間寝かせたもの。

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クリームチーズとアボカドの酒盗乗せ。しっかりとした味の酒が好みなので、こういうつまみがよく合う。前回は一山に盛られていたのが、5つの小山に分離。その小山の大きさが揃ってないやんと思ったら、器が末広がりでそれに合わせた盛り付けになってる。もちろん、広い方がかみさんの方。

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酒がすすんで、「真稜・至」。これは佐渡の酒で無濾過のにごり酒。

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新しい酒が手に入ったというので「白老 豆樽」試飲させていただく。樽で熟成させたものを瓶詰めしているらしい。久しぶりに飲む樽香の付いた酒。

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鯛の兜煮。2人で取り合いにならないよう両ほお付き。やや薄めの好みの味付け。この口付きの器がまた良い。

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最近は家飲みでも燗酒に挑戦中なので、お燗に切替。まずは「天青」をぬる燗でいただく。

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どんどん進んで、次は「十旭日 生酛純米 御幡元気米」をやや熱めで。出雲産の改良雄町米を使った純米酒。最近注目の生酛造り。

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おいしい日本酒は冷やでもええけど、お燗でもいける。このバリエーションが楽しい。この酒ははまぐりの酒蒸しにもよく合う。

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最後は「車坂 The Old Times 2000」。ラベルは到底日本酒には見えない奇抜なデザイン。これがBY12、醸造年度2000年の大吟醸古酒。ということは貯蔵期間なんと15年。大吟醸は冷やして飲むものという先入観なんか関係なく、お燗で旨い。

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合わせて出していただいたのが、トーストしたパンに自家製レーズンバターを載せたもの。これ自体すごくおいしいうえに、酒も負けずにしっかり味なので抜群のコンビネーション。レーズンバターには干しいちじくなどの他に、生クリームと酒粕が入っているとのこと。

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いつもながら、食べ物、飲み物、みんな美味しかった。そのうえ、価格はリーズナブル。帰りに大那の酒粕をおみやげに戴いてほろ酔い気分で家路につく。


和酒 月肴(新宿区舟町5-25)