先日人形町へ行った際に偶然発見した日本酒のイベント。 このエリアの酒店、飲食店13軒と15の酒蔵のコラボ。チケットを買った参加者は特製のお猪口を持って各店を回れば利き酒は飲み放題。日本酒に合うおつまみは別料金で各店から提供されるというもの。さらに飲食店以外のショップもイベントを行ったり、今年が第1回という割には大掛かりなイベント。
以下は概要のチラシ。
スタートの受付場所3箇所のうちのひとつ、佐々木酒店。 ここで、お猪口、仕込み水用プラカップ、リストバンド、地図、日本酒リストのキットを受け取る。
リストバンドを巻いて、
特製お猪口を持ち、無料でもらった「ウコンの力」を飲んでいざ出発。
最初に向かったのは「山葵」。入り口の細い階段を上がった2階でかなり狭い。
細長い店舗の端っこに古伊万里酒造の人がお酒を並べて待っている。
とりあえず、「前 純米酒」をいただく。
お酒を受け取ったら、奥のカウンターへ行って立ち飲み。 それはええとして、狭すぎてお代わりに戻れない。 まだ先もあるので一杯で終えて次へと向かう。
受付してもらった「佐々木酒店」へ一旦戻る。 ここは店内のテーブルに10種類の酒が置いてあって手酌で飲む。 行った時には既に酒盛り状態。
お猪口に一杯ずつ飲んでたのではとても保たないので、ちょっとずつ注いでは次を飲む。
この中では、「作 純米吟醸 雅乃智」がうまかった。
3軒目は「快積 八衛」。この店は間口は狭いけど、入ったところの利き酒エリアと奥のカウンター席が分かれていたので、腰を落ち着けて飲むことにする。
長野の蔵元、米澤酒蔵が持ってきた酒は8種類。 まずは手前の「新今錦伝 純米吟醸」から飲み始める。
その次の2本。
カウンター席で、本日の肴、三点盛りをいただく。鶏レバーの和風パテの濃厚な味が酒に合う。このパテ、すごく滑らかやったんで店の人に造り方を聞いたら、低温加熱して裏ごししているとのこと。
続いて、特別純米の「おたまじゃくし」2種。 ラベルがおもしろい。
ここまで行ったら残りの2つ、「中川村のたま子」も味見させてもらう。
4軒目は「嗜(このみ)」。
店の外で並んで待ってる間にも振る舞い酒をいただく。
ここは綺麗な店やけど奥行きが無く、利き酒をする人がなかなか動かない。やっと順番が来て入り口の近くに陣取る。
酒蔵の人自ら、限定酒を持ってきてくれたのでいただく。 これはうまい。
5軒目の「はませい」は待ち行列が長くて動きも遅いようだったので断念してパス。
6軒目の「Om Chan Tone」の行列に並ぶが、なかなか進まない。
見かねた店の人がお酒を持ちだして、並んでいる人に注いで回ってくれたので一杯いただいて次へ移動。
7軒目は「RENSA」。ここは間口が広いし、店内もゆったりしているので行列なし。
酒蔵も「誉池月」の池月酒造と「東光」の小嶋総本店の2つが入ってるので酒の種類も多い。
さすがに全部は飲んでられない。が、写真左端の「誉池月 純米大吟醸」はうまかったのでお代わり。その直後に完売終了。
東光の大吟醸は既に完売。にごり酒などをいただく。
隣の店では和風のエコバッグを販売中。
ここでも番外編の振る舞い酒があったので、いただき。
8軒目の「DALIA」の前では再びウコンの力の無料配布。 レバープラスという強力そうなのを飲む。
ここは長野の酒「豊賀」が勢揃い。せやけどこんなには飲めん。間引いて何種類かを試飲する。
続いて9軒目、「Umi Yama Hatake」。
ここの酒は兵庫の「龍力」。しかし、選ぶ余力がなくなってきて、ラベルのデザインで決める始末。
次に行って、10軒目は「SOLATIO」。 愛知の酒、「蓬莱泉」はサラッと通過。
11軒目は「日本酒バル&炉端 ぺし」。
ここまでくると、かなり酩酊状態。煮込みを食べて一休み、酒は三重の「田光」。
12軒目は「うぽっぽ」。
せっかく店の中まで入ったものの、混んでいたので早々に退散。 酒は栃木の「雄東正宗」。
そうして、とうとう最後の13軒目、「きく家はなれ」に到着。
ところが時既に遅し。タイムアップで第2会場のカフェへ移動済。3種類あった酒もほぼ完売。 残り酒をいただいて完了。
途中、スキップした店もあるけど、とりあえず完走。途中で数えるのをやめたけど、ほんの一口ずつにせよ30種類以上は飲んだはず。 それでも15蔵元が用意した160種の4分の1にも届かない。 いやいや大変なイベントやった。