新春京都探訪(3)

京都の神社仏閣は鴨川の東側、東山の密度が高く、それに比較して西側は点在している。また移動手段も限られているので、西の方は今まであまり行ったことがなかった。そこで、京都2日目はこの空白地帯を埋めに行ってみる。

京都駅から山陰線に乗って花園駅へ。最初に向かったのは「法金剛院」。ここから北の方へと上がっていくことにする。

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平安時代の建立で、かつては大きな寺だったらしいが今はひっそりとして参拝するひともいない。それでも、全景図をみるとそれなりの広さがある。

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池を含む庭園は浄土式庭園という極楽浄土を再現しようとしたもの。

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本堂には重要文化財の仏像が納められているが、今日は中には入らずに次の目的地へ移動。

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やってきたのは「妙心寺」、この界隈では一番大きな寺。

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ここは臨済宗の寺。禅宗の寺というと比較的小さいものをイメージするが、ここは桁違いの大きい。全景図をみると、主要構造物に加えて数多くの塔頭が建ち並び、妙心寺だけで一つの街を造っている。

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この赤い立派な建物は横に壁がないけど勅使門という門。その後ろに見える大屋根が山門。

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浴室の大きさはそこらの寺の本堂並。

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風呂が沸いたことを知らせる鐘楼。

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手前から、仏殿、法堂、大方丈。いずれも巨大。

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法堂と大方丈との間の渡り廊下。

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寺の敷地の北側および東西両側は塔頭が立ち並ぶエリア。通路といっても時々自動車が通ったりして街中の道路の様。

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塔頭はそれぞれ門を構えて、公開していないところが多いが、門の中を除くと綺麗に手入れされている。

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この塔頭は「春光院」。 云われを読むと、秀吉の家来だった人が長男の菩提を弔うために建立したのが起源。

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こちらの「麟祥院」は、徳川家光が春日局の冥福を祈って建てたもの。

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「妙心寺」には40以上もの塔頭があるそうで、それぞれの歴史的背景を辿っていくのは興味深いがそれだけで1日掛かりそう。「妙心寺」を後にして、北西方向にある「仁和寺」へと向かう。

「仁和寺」は真言宗の寺。ここの仁王門も立派。

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「仁和寺」も「妙心寺」に負けず劣らず敷地が広大。こちらは広々としたスペースがあってゆったりした感じ。

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仁王門を通って左側にある旧御室御所御殿は有料。この中にある宸殿、白書院、庭園等は観るだけの価値あり。

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江戸時代に皇居から移築された建物は火災で失われてしまい、現在の建物は明治になってからのものというので古いものではないが、渡り廊下が張り巡らされて風情あり。

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奥に見えるのが宸殿。「仁和寺」は皇族との繋がりが深く。皇族出身の門跡が暮らしていたということで、旧御室御所御殿は全く寺らしくない。

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2つある庭園のひとつ、北庭。

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庭側から見た白書院。

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この立派な門は勅使門。

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旧御室御所御殿を出て、境内を奥へと進むと有名な御室桜がある。

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さらに進むと五重塔が見えてくる。

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九所明神本殿と左右殿。寺の中の神社。

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国宝の金堂。皇居の紫宸殿を移築したもの。

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規模は大きいが宗教の場として静寂な「妙心寺」、皇室との関係があちこちにあり寺らしくない「仁和寺」。印象が全く異なる2つの寺の対比が面白い。

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