カンボジアはタイとベトナムに挟まれて、食べ物も両方からの影響を受けているようだ。 しかし、タイのような強烈なスパイスの使い方はないようだし、ハーブの使い方もベトナムより控えめな感じ。 どちらかと言えば、ベトナムに近く、日本人の口に合う。
滞在中に食事したレストランは以下のとおり。
バンテアイ・スレイ(Banteai Srey Restaurant)
初日に訪問。戦争カメラマンとして活躍したが、クメール・ルージュに捉えられて命を落とした一ノ瀬泰造が通ったというレストラン。
店内には一ノ瀬泰造の写真などが展示され、彼が好きだったメニューなんてものもある。
注文したのは、カンボジア風オムレツ、豚肉とカシューナッツの炒めもの、アモック(ココナッツのスープ)、野菜スープ、そしてアンコール・ビール。 最後にサービスのココナッツ味のデザート付き。
エアコンの効いた部屋があり、ウエイターがきちんと付く店なので値段は多少高めだが設備とサービス相応。 料理は、この店に限らず、美味かった。
クメール・キッチン(Khmer Kitchen Restaurant)
オールドマーケットにあるくメール料理の店。 店内とテラスにテーブル席。 高級感はないが清潔な感じで欧米人の客が多い。 ランチで利用。
ドリンクメニュー、地元の人たちが行く庶民的な店では缶ビールがUS$1平均くらいだったので缶ビールUS$1.5、大瓶US$3はやや高め。 Anchorビールは地元産ではないが、生ビールあり。
揚げ春巻き、生春巻きでまずビール。 鶏肉の炒めもの、空芯菜の炒めもの、ナスと魚のフライ、コロッケのようなものを食べる。
料理は普通に美味しく、値段はリーズナブル。
レッド・ピアノ(The Red Piano)
アンジェリーナ・ジョリーがToub Raiderのロケ時に通ったというカフェ。 客は欧米人がほとんど。 ここに来てピザ・パスタを食べることはないので利用せず。
Chanrey Tree
川沿いにあるくメール料理レストラン。 今回食事したレストランの中では一番高級。 予約をせずに訪れたがテラス席が空いていた。 室内は貸し切りのイベントが行われていた模様。
証明を落とした落ち着いた雰囲気でウエイトレスは英語OK、ビールもグラスに注いでくれる。 食器もちゃんとしたものを使っている。 その分値段はやや高め(といっても日本と比べると格段に安いが・・・)
バナナの花のサラダ、ココナッツミルクの入ったクメール風カレー、カエルのひき肉の詰め物を注文。
料理はどれも洗練されていて上々。 カエルは暗くて形が良く分からず、ひき肉の味が勝っていたのでカエルを食べた気分にはならなかったのが残念。
シェムリアップでちょっと良い食事をしたければお勧めのレストラン。
屋外席の証明の下に明かりに飛んでくる虫を狙う小さなカエルが数匹。 これは食用ではありません。
Phsa Chas Restaurant
オールドマーケットの市場の向かい側にあるくメール料理レストランというか食堂。 ランチで利用。
とにかく安い。 Cambodiaビールのドラフト、一杯US$0.5。
食べたのは、小エビの炒めもの、クメール風カレー、グリルした川魚、バナナの花のサラダ、アモック、そして野菜スープ。 アモックの器のバナナの葉がホッチキスで止めてあるところなんか泣かせる。
当然、ビールをお代わりして完食。 うちの近所にあったら毎週通いたいような食堂です。
Pacific Hotelのレストラン
ホテルでは食事しない主義ながら、3日目の夜は雨でトゥクトゥクで出かける気分ではなかったのでホテルで夕食。
町中でUS$0.5~1のビールに慣れてしまうとホテルのUS$3のビールが高く感じてしまうのは貧乏症。 でも飲む。
料理は適当に。 ホテルらしくデコレーションに凝っていて、味もまずまず。
フランスの影響かどうか分からないけど、パンが意外と美味かった。
Cafe Central
オールドマーケットの中にあるカフェ。 最近できたらしくまだ新しい。 買い物のあとにビール休憩に入る。
Khmer Charming Restaurant
オールドマーケットから見て川の対岸の住宅地の中にあるレストラン。 場所が分かりにくかったのでGPSで地図を見ながらトゥクトゥクで辿り着く。
レストランは高床式の建物で、通りから奥まった静かなところにある。 日本語のガイドブックには載っていないと思うので、客は欧米人主体。 価格は町中の食堂よりは高いが程々というところ。
東南アジアの料理は炒めものなど似たような味付けになってしまいがちなところを、レモングラスやバジルなどハーブや生のコショウを上手に使っていてメリハリのついた納得できる味。
飲み物も、ビールの他にワインも数種類置いてある。
この日は欧米人の団体客がいたが、日本、韓国、中国の団体客は来そうにないところなので、静かに食事するには良い所。
The Touich Restaurant Bar
ここは評判が良く、行ってみたかったレストランだが、場所がやや町外れで途中の道が悪路。 予定していた夜が雨で、ガイドによると道が細くて大きな車が通れず、悪天候だとトゥクトゥクでは危険かもしれないと言うので断念。
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