シェムリアップ~ホイアン旅行 カンボジア編(7/9) – アンコール・ワット再再訪

シェムリアップ最終日の午後は駆け足で回って消化不良気味のアンコール・ワットをもう一度訪問する。 ホテルのトゥクトゥク溜まり場でPacific号のドライバと再会、半日チャータする。


アンコール・ワットへ向かう途中でトゥクトゥクの燃料補給。

アンコール・ワットの入り口では新婚カップルがビデオ撮影中。 シェムリアップでは結婚式はアンコール・ワットでやるそうな。

2日間見て回った中で、やっぱりアンコール・ワットの芸術性は抜きん出ている印象。 再訪のメインの目的は第一回廊、外周を取り巻くこの構造がすでに美しい。

第一回廊外側のレリーフをじっくりと見て回る。 これは王様の戦績を湛えたもので、象に乗って出陣する姿が描かれている。

戦争に従うクメール兵士は凛とした姿で描かれているが、この写真は無理やり従軍させられたタイの兵士。 隊列が乱れて表情が泣いている。

これは天国、現世、地獄を三層に表したレリーフの最初の部分。 選別されて上段、中段へ入っていく人たちは整然としているが、下段の地獄へ行く人達には悲しい運命が待っている。


レリーフの中央付近では、上段の天国と中段の現世が融合する。 中段に入れてよかったと安心したのもつかの間、ここでさらに閻魔さんに選別されて下段の地獄へ落とされる人々が描かれている。

首尾よく上に残った人は、美女(?)に囲まれ、うちわであおってもらって悠々自適。

これは大蛇ヴァースキを左から神々が、右から阿修羅たちが綱引きしているレリーフ。

この綱引きで海が撹拌(乳海攪拌)されて不老不死の薬アムリタが作られるという話。亀はヴィシュヌ神の化身で撹拌された海の魚やワニのような生き物がが細切れに切断されている。

次は有名なインドの叙事詩ラーマヤナのレリーフ。
この場面は、誘拐された王妃を探す途中で猿の国を追われた元猿王を助けて悪い猿王と戦うところ(だったと思う)。

恩義を感じた猿王は軍勢を集めてラーマ王子の的と戦う。このレリーフは奮戦する猿の兵士たち。

物語のレリーフ以外にも、柱の彫刻などデザインが素晴らしい。

堪能してアンコール・ワットに別れを告げる。 またここに来ることがあるだろうか?

トゥクトゥクの待合場所の屋台で売られていた焼き魚がやけに旨そう。 今度はこれを食うぞ。

トゥクトゥクPacific号でホテルに戻ってシェムリアップの観光終了。 楽しかった。機会があれば、また行ってみたい。


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