クロアチア旅行(Day 10)スプリト~モスタール

Day 10の内容

次の目的地はクロアチアの隣国ボスニア・ヘルツェゴヴィナのもスタール。スプリトからはバスで海岸沿いを南下し、プロチェという町から内陸に入る。総長約150kmを4時間半掛けて移動する。

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スプリト観光

スプリトには3泊したが、トロギルなどへの日帰りバスツアーとフヴァル島への日帰り船旅でがあったので、合間の時間でしか市内を観れなかった。この日も9時台のバスで移動なので時間はほとんどなかったが、最後に聖ドミニクス聖堂の中を見学。

ここは元々はキリスト教を迫害したディオクレティアヌス帝の霊廟として造られたのに、後日ローマ帝国がキリスト教を認めたことで、キリスト教徒の手によってディオクレティアヌス帝の遺体は撤去、代わりにディオクレティアヌス帝によって殉教した聖ドムニウスの石棺が収まっているという皮肉な結果。

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なので、ディオクレティアヌス帝に関わるものはことごとく撤去されているが、唯一大聖堂の天井近くのレリーフにディオクレティアヌス帝とその妻のレリーフが残っているという。天井を見上げて探してみたが、レリーフが帯状に連なるところに顔のレリーフは少なくとも3つあって、どれがディオクレティアヌス帝夫妻なのかはよく分からなかった。もしかしたら、全く違う場所を見ていたのかもしれないが・・・

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モスタールへ向けて出発

昨日のうちに確認しておいたバスターミナルへ行って乗り場を確認。やってきたバスは今まで乗ってきたバスよりも一回りちいさなバス。

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スプリトの旧市街しか見てこなかったが、この町はダルマチア地方で最大の都市。バスが旧市街の外へ出ると、近代的な建物が立ち並ぶ。

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バスは右側の海と左側の山に挟まれた狭い平地を南へと進む。同じような景色が続く。

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途中、ポルチェから内陸に入る。ここらは平地が少なく、建物のすぐ背後に石灰岩の崖が迫る。これでも安全なのかもしれないが、ここには住みたくない。

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入江に掛かる橋を渡っているところ。石灰岩の山が異様な風景。

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湖もあって景色は良い。

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鉄道の線路を陸橋で越える。クロアチアの国内移動には鉄道はほとんど機能していないようなので、これらの線路は貨物用なのだろうか?

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鉄道に比べて道路は整備されている。今回の良好でのバス移動でも整備不良の道路はなかった。

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ドブロブニク方面ともスタール方面との分岐点。

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バスが内陸に入ったあとは、川の右岸沿いの道を進む。地図によると、この川はネレトヴァ川。水源はボスニア・ヘルツェゴヴィナでこのバスが向かうモスタールもこの川の河畔にある。

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国境の手前のクロアチアの町メトコビッチのバスターミナル。数人の乗客の乗り降りだけですぐに出発。

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クロアチアとボスニア・ヘルツェゴヴィナとの国境のゲート。

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バスの中でパスポートが集められて、そのままどこかへ持って行かれるが、かなり待たされた後で返してもらえる。観光のハイシーズンでは国境を超えるバスが行列になってかなり時間が掛かるらしいが、それでも20分くらい
待たされた。こうしてみるとEUのシェンゲン協定は経済活動にかなり貢献していると実感する。

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ボスニア・ヘルツェゴヴィナの農家らしい家。前庭をきれいに作ってある。

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延々と続くぶどう畑。クロアチアと比べてボスニア・ヘルツェゴヴィナは貧しい国というイメージを持っていたが、この地域の農場を見る限りでは、クロアチアのぶどう畑よりも規模が大きい。

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上流に行くにつれ、ネトレヴァ川の水もきれいになって、浅瀬と流れが速いところが見えてくる。

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今も銃弾の痕が残る建物。旧ユーゴスラビアで共生していた人たちが、民族や宗教の違いで泥沼の内戦を行っていた痕跡。ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争が集結したのが1995年なので、まだ20年ちょっとしか経っていない。

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モスタールの町外れにあった墓地。みたところ新しい墓石が並ぶ。

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モスタールの町が見えてきた。

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幹線道路は川沿いのモスタールの街よりも一段高い場所を通っている。街をいったん通り越してからUターンして街へと降りていく。

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街の入り口に建設中のアーチらしきもの。

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モスタールのバスステーションへ到着。

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バスステーションからホテルまで1km以上離れているので、のんびりと歩いていく。途中で渡った橋の上からの景色。

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ホテルに荷物を置いて、早速街へ出かける。

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ホテルは旧市街の中にあって、外に出ると土産物屋やレストランが並ぶ観光エリア。通りを川の方へ進んでいくと石造りの橋スタリ・モストが見えてくる。スタリは「古い」、モストは「橋」。フヴァル島の「スタリ・グラード」は「古い町」の意味。モスタールの意味は「橋の守り人」だそうな。

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アーチ型の石橋でかなり大きい。16世紀にトルコ人の建築家によって設計されたもの。手前西側がカトリック教徒のクロアチア人のエリア、対岸東側がイスラム教徒のボシュニャク人のエリア。ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争では、この2つの民族にさらにセルビア正教徒のセルビア人が加わって戦った。その際1993年に橋は破壊されたが、2004年に復旧されている。

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スタリ・モストから上流側を見たところ。川岸に大きなモスク(Koski Mehmed Pasha Mosque)が見える。

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反対の下流側を見たところ。

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橋は石造りで滑り止め付き。この日は天気が良かったが、濡れていると滑りそう。

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丸い石を埋め込んだ道。見た目は良いが歩きにくい。

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橋の近くの土産物屋。

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コーヒーポットのセット。ネコ付き。

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橋を渡ると道は狭くなるが土産物屋は続く。

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橋から見えていたモスクの中庭。建物の中に入るには入場料が必要だったので外から見るだけ。

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来た道を引き返して、ホテルの近くまで戻る。いくつか感じの良いレストランがあった。

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いくつかを見て回って、川沿いのレストランへ入る。

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まずは地元のビール。

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モスタールは内陸の町なので、魚ではなく肉だろうということでビーフステーキ。味はまずまず。

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こちらはチキン。

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チーズたっぷりのサラダ。

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そして、地元産のワイン。

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最後はトルコ風のコーヒー。粉を濾していないので、上澄みをそっとカップへ移して飲む。濃く出ているのでおいしい。

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レストランの横を流れる川は5kmほど先から流れてきて、この知覚でネレトヴァ川へと合流する。

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商店街を散歩していたら、土産物屋でコーヒーポットを発見。

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店の主人はこのコーヒーポットは専門の職人が作ったものでうんぬんと講釈する。それにしては、すこしいびつじゃないかと指摘すると、その場でデスクの角に押し付けて加工し始める、おいおい。

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コーヒーポットを買ってさらに散歩。ジェラート屋で買い食い。ボスニア・ヘルツェゴヴィナは1泊だけなので兌換マルクへの両替は行わず、クロアチアのクーナで支払い。ユーロやクーナが普通に使えるが、クーナよりもユーロの方がレートがよい印象。

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支流の細い川にも石橋が架かっていて、この向こう側の建物が宿泊しているホテル。

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ホテルの中庭。

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部屋には小さいながらもバルコニーが付いている。

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ホテルからネレトヴァ川の方向にあるモスク(Nezir-agina džamija)。

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バルコニーから見た、川の対岸にある建物。

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陸側に見えるキリスト教教会。

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石ふきの屋根が多い。これもスレートなのかもしれないが、1枚が大きくて厚い。

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夜のモスク。

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夜のカトリック教会。

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