神谷町からぶらぶら御成門方面へ歩く。増上寺敷地の北辺、みなと図書館の向い側に「御成門」があるのを発見。解説によると、この門は元々は将軍家菩提寺の増上寺の裏門で、将軍が参詣する際によく使ったのでこの名前になったという。 この説明を読むまでは、御成門は江戸城の門とばかり思っていたので、そうではなく増上寺の門と分かって納得。
境内に入れば、御忌大会の日中法要に備えて緑のカーペットが敷かれていた。しだれ桜、本殿、東京タワーの取り合わせ。
振り返って門側を見たところ。
ここの枝垂れ桜は立派。
本堂右側面から裏へと廻ってみる。途中に並んでいるお地蔵さん。
将軍家の霊廟が4月2日から8日までの限定公開されていたので入ってみる。徳川15代のうち6人の将軍がここに葬られている。
霊廟の入り口は青銅製の門、両側に昇り龍と下り龍の彫刻があり、門扉には葵の紋が5つ。
門をくぐると、敷地内の左右と正面に将軍たちの墓石が並ぶ。
2代将軍秀忠とお江の宝塔。
再び本堂正面へと戻ると、ちょうど練行列が入ってきたところ。 この行列は大門あたりから始まっているらしいが、まずはお坊さんに先導されて木遣の行列が入ってくる。
次は、裃を付けた寺侍。
ここからはよく分からないけど、坊さんの行列。
歌う女の人達。
お供えを持った人。
稚児。歩き疲れたのか、列が乱れてる。
変わった被り物をした坊さん。
そしてこの傘の下の人が、この日中法要の唱導師、たぶん。
ここまでの行列を見て帰路につく。 天気も良くて、今年最後の花見日和やった。
増上寺( 東京都港区芝公園4−7−35)