連休で天気も良いのでどこかに出かけようということで、自宅からレインボーブリッジへぶらっと行ってみる。
JRを芝浦方面へ越えて歩いて行くとレインボーブリッジが見えてくる。左側から橋に入っているのは首都高台場線。2階建ての橋の上段につながっている。右側の大きなループは下段につながる一般道とゆりかもめのための進入路。下段の両側には歩いて橋を渡れる遊歩道がある。
見ているとかなり頻繁にゆりかもめが通っている。
芝浦アンカレイジ。吊橋の上部に張ってあるワイヤの両端を繋ぎ止める巨大なコンクリートの塊、アンカーブロックとも言うらしい。ちなみに英語では「anchorage」で投錨所という意味もあり。アラスカのアンカレッジの名前はここから来ている。
芝浦アンカレイジの基部から見たレインボーブリッジ。吊橋本体の長さは798m。橋桁から海面まで52m。この52mというのは 設計当時の豪華客船「クイーン・エリザベス2号」が通過できる高さを想定したものであったが、現在の豪華客船の水面上高さは70mにおよぶものがあり、多くはレインボーブリッジをくぐれないという。もっと高く作っておけば良かったのにと思うけど、近くにある羽田空港による高さ制限もあって、これ以上高くするのも難しかったらしい。
芝浦アンカレイジの2階。遊歩道は橋の両側にあるので、通りたい側のエレベータで7階へと上がる。今回は南側(進行方向に向かって右側)を歩くことにする。
7階から南側、天王洲アイル方向を見たとことろ。
橋の内側。ゆりかもめの軌道を挟んで一般道の上下線が通る。遊歩道はその外側、ここをお台場方面へ歩いて行く。天井の上は首都高台場線。
少し行ったところから芝浦方面を振り返ったところ。大きなループのアプローチは大部分が海上に作られている。
アンカレイジへ繋がっているワイヤー。
橋脚のところでは遊歩道が外側に張り出している。そこからお台場方面を見たところ。木が茂っている小さな島は第六台場。
橋の下から南側へ出てきた客船。
近くから見た第六台場。台場とは海上に作られた砲台で、ペリーの来航に慌てた幕府が7つの海上砲台を作った。その後、埋立地に埋没して消滅したり、船舶の航行に邪魔になるからと撤去されたりして、現在残っているのは第三と第六の2つだけ。
台場アンカレイジ。芝浦アンカレイジと違って、海上にある。ここに南北遊歩道間の渡り廊下があるはずやったけど、工事中で立ち入りできず。
時々、ゆりかもめが通る。
芝浦側がアンカレイジに設置されたエレベータで昇降するのに対して、台場側はアンカレイジに繋がる長いアプローチの歩道を下っていく。この部分は吊橋の外側で普通の高架道路。
残っているもう一つの台場、第三台場。立ち入り禁止の第六台場と違って、陸続きの第三台場は公園として整備されている。
第六台場を東側から見たところ。
台場側の出口まであと少し。
台場側の南北遊歩道の分岐点。
台場側の地上に降りて橋の方を振り返ったところ。アプローチが長いので吊橋部分は遠くに見える。手前のビーチでは砂遊びする家族や寝転んで陽に焼いている人たちが居てのんびりした感じ。
東京都港区とは思えないような風景。
ちょうどビーチバレーの大会中。
お台場自体には特に興味はないので、休憩した後、ゆりかもめで帰途につく。