ベランダの植物のうち、前回紹介できなかった残りの植物たち。
いちじく
品種は「ドーフィン」、わりとどこにでもある普通の種類。冬に落葉したが、暖かくなってすぐに活動再開。幹にはすでに小さな実が付いている。
もう一つは「蓬莱柿(ほうらいし)」。15世紀に中国から持ち込まれて土着した品種。これも落葉したが、屋外で越冬。葉の形がドーフィンと違って3つに分かれていない。
びわ
「茂木びわ」の種を蒔いたら発芽した2年目の株。寒さに強いので屋外で越冬。何枚か葉を落としたが、至って元気。
オリーブ、ハイビスカス
さらに屋外越冬組3株。オリーブは「ネバディロ・ブランコ」と「ミッション」。いずれも30cmくらいの苗から育った物。真っ直ぐ上に伸びてほしいのに、枝が変な形に伸びて、選定すればするほど変な形になるのが悩ましい。右端のハイビスカスはずいぶん昔に那覇空港の土産物屋で買った枝の切れ端から成長した者。冬の間に葉は殆ど駄目になったが、成長力旺盛なのでそのうち新しい芽をだしてくるはず。
##ポポー
これは落葉樹なので秋にさっさと落葉して長期休眠。枝先から新芽が出てきている。高さは既に人の背を超えているので、今年こそ実がついて欲しいところ。
君子蘭
名前に蘭とついているが蘭の仲間ではなくヒガンバナ科の植物。街中で地植えにしているのも見かけるので寒さにはある程度強いのかとおもうが、屋外に置いておくと冷たい風が当たる側の葉が枯れてくる。夏くらいまでには新しい葉と入れ替わるはず。
クワズイモ
この株は元々100円ショップで買ってきた小さな株から大きくなったもの。以前は室内に置いていたが、日光が少ないとやたら葉を伸ばして嵩張るので昨年からベランダ組に編入。そのまま越冬させたら弱ったが持ちこたえて新しい葉を出してきた。
もう一株は最初から屋外組。こちらもなんとか越冬した。
ゴムノキ
昨年秋に大きな株から取り木したもの。これも大元は100円ショップ出身。寒さに弱いというけど、ある程度大きくなればベランダでも越冬可能、ただし葉はかなり痛む。斑入りの葉は白いところが直射日光で葉焼けしやすいし、寒さでも痛みやすい。この株は取り木直後で小さかったので秋口に室内に取り込んでおいたが窓の近くで冷気に当たったのか一部変色してしまった。しばらくベランダの明るい日陰で育てるが、ゆくゆくは室内に移すつもり。
多肉系 – ハナキリン、サンスベリア
これらは室内越冬組。暖かくなったのでベランダの明るい日陰へ移動。左端は100円プラント出身のハナキリン。サンスベリアは種類が多くて形も様々。真ん中のは品種不明。形からすると「サンスベリア・パキュラリス(ミカド)」に近いが、シュッと伸びて無くてややヘロヘロしているので違う種類かもしれない。右端の指を広げたような形のは「サンスベリア・ボンセレンシス」でやや珍しい種類。新しい株の芽が地表に出てきているのでもう少し大きくなったら株分けできそう。いずれも忘れた頃に水やりすればよいので育てるのは楽。
パッションフルーツ
室内で3回目の越冬をしたパッションフルーツは枯れ枝のようになって目覚める気配なし。しばらく様子見。
トマト(番外編)
ベランダで越冬した「太陽の雫」という中玉トマトの茎が折れたので枝を水に挿しているもの。寒くても枯れないし、肥料をやっていないのに花を付けてえらく元気。3つの内ひとつは根が出てきたのでそのうち土に移して育ててみる予定。