今日の映画 – リリーのすべて(The Danish Girl)

世界で初めて性別適合手術を受けて男性から女性に性転換した実在の人を題材にした小説の映画化。

The Danish Girl

見どころの一つは主演のエディ・レッドメイン。2010年に出演したテレビドラマ「大聖堂」で注目していた時には全く無名だったのに、映画「レ・ミゼラブル」で抜擢され、翌年「博士と彼女のセオリー」でホーキング博士を熱演してあっさりアカデミー賞を撮ってしまう芸達者。

この映画では、男性でありながら自分の本質が女性であることに気がついて次第に変わっていくところ、その過程で二重人格のようになっているようなところを演じて前作と違った才能を見せてくれた。受賞はならなかったが、この映画でもアカデミー主演男優賞に2年連続でノミネートされていて、個人的には受賞していてもおかしくなかったと思う。 今年は、ハリー・ポッターシリーズからのスピンアウトの映画に主演していて、今後が楽しみな俳優。

過去に男優が女性を演じた映画は、「お熱いのがお好き」のジャック・レモンとトニー・カーチス、「トッツィー」のダスティン・ホフマンが思いつくところ。いずれもコメディで、必要に迫られて女装するというものだったので、シリアスなこの映画とはタイプの違う映画。 エディ・レッドメインは細面ではあるが、顔のつくりの割には口が大きいし、そばかすあるし、女装するのはどんなもんかと思ったが、意外と見れる。すくなくとも、ジャック・レモンやダスティン・ホフマンよりは数段女性らしい。

意外と良いなと思ったのは相方のアリシア・ヴィキャンデル。スウェーデン出身で全く知らない女優やったけど、夫があるとき急に目覚めてトランスジェンダーへと向かっていくのをけなげに支えていくという難しい役をやっててええ感じ。と思ったら、アカデミー助演女優賞を獲ってしまった。

監督は、「英国王のスピーチ」、「レ・ミゼラブル」のトム・フーパー。この映画も手堅くまとめている。


Trailer


2016年に観た映画

番号 邦題 原題 監督 評価
13 リリーのすべて The Danish Girl Tom Hooper 4.5
12 SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁 Sharlock: The Abominable Bride Douglas Mackinnon 2.5
11 ヘイトフル・エイト The Hateful Eight Quentin Tarantino 4.5
10 マネー・ショート 華麗なる大逆転 The Big Short Adam McKay 4.0
9 キャロル Carol Todd Haynes 4.5
8 サウルの息子 Saul fia Laszlo Nemes 3.5
7 ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります 5 Flights Up Richard Loncraine 3.0
6 独裁者と小さな孫 The President Mohsen Makhmalbaf 4.5
5 ブラック・スキャンダル Black Mass Scott Cooper 4.0
4 消えた声が、その名を呼ぶ The Cut Fatih Akin 4.0
3 完全なるチェックメイト Pawn Sacrifice Edward Zwick 4.0
2 ブリッジ・オブ・スパイ Bridge of Spies Steven Spielberg 4.5
1 スター・ウォーズ/フォースの覚醒 The Force Awakens J.J. Abrams 4.8
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