今日の映画 – セラヴィ!(Le sens de la fete)

Le sens de la fete

映画レビュー

結婚式のプランニングとプロモーションを手がける会社の社長マックス(ジャン=ピエール・バクリ)と彼のスタッフが執り行う結婚式当日の準備から完了までのドタバタの映画。スタッフ同士の仲違い、縁故採用の素人給仕、不良カメラマン、食あたり、電力不足など次々と起こるトラブルをなんとか処理しながらしのいでいく。

結婚式を舞台とした映画というと、ロバート・アルトマンの「ウェディング」を思い出すが、結婚式に参加する種々雑多な人々が起こすカオスという点では似ているところがある。ただ、結婚式の参列者ではなく、裏方のスタッフの視点で作られているところが斬新。また、主要登場人物の顔とキャラクターを覚えられるくらいの人数に抑えたところが良かったと思う。

この映画をコメディと言ってしまうには少々抵抗があるが、随所にコメディタッチの部分があるのは確か。映画館の中でも、時々笑い声が漏れ聞こえた。脚本は、かなり綿密かつ丁寧に作られていると感じたが、ストーリーはコメディと割り切ったかのようなシンプルであっさりとした展開。仲の悪かったはずのアデル(アイ・アイダラ)とジェームス(ジル・ルルーシュ)が無理やりハグさせられた途端に仲良くなるところとか、終盤の風船のシーンなどコメディ映画なら許されるところを最大限利用していると見た。

監督は「最強の二人」のエリック・トレダノとオリビエ・ナカシュ、多くのスタッフも共通ということなので、押さえどころを押さえるところは抜かりない。

予告編

2018年に観た映画

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