今日の映画 – ジュラシック・ワールド 炎の王国(Jurassic World: Fallen Kingdom)

Jurassic World Fallen Kingdom

映画レビュー

前作ジュラシック・ワールドの続編。主演のオーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は前回に引き続いての出演。映画公開までに予告編を何度も観たのでおよその筋書きが分かってしまったようにな気分で今ひとつ気乗りしなかったが、評判が良かったので観に行った。

映画はイスラ・ヌブラル島を舞台とした探査と大噴火のもとで脱出の前半、ロックウッド屋敷でのインドラプトルから逃げ回る後半はかなり趣が異なる。前半は、テーマパークのアトラクションを詰め込んだような派手なアクションの連続で、ある意味見飽きた感がある。一方、後半は狭い建物の中での追跡劇で、オリジナルのジュラシックパークから続く「鬼ごっこ」の要素を含んだサスペンス調で、こちらの方が出来が良い。予告編は前半8割、後半2割くらいの比率で作られていたので、予告編を観てから本編を見ても十分楽しめた。

前作と比べて、島と屋敷という異なる舞台を前後半に用意したところが工夫されているが、基本的な構成要素は前作から変わらない。つまり、オーウェン、クレアのええもん、恐竜を軍事転用などに利用しようとするわるもん、悪意はないが悪者に利用されたしまう人たちがいて、本来檻から出ないはずの遺伝子改造恐竜が人為的ミスで外に出てしまう。多くの恐竜が出てくる中で、ラプトルのブルーがええもん、インドラプトルがわるもんという対比に加えて、前作と同じくティラノサウルスがさりげなくええもんの味方する。そして水中恐竜のモササウルスがマイペースで絡んでくるところも同じ。

このシリーズは3作制作されることが決まっていて、本作はその2作目。前作とくらべてやや小粒になった感はあるし、ユーモアの面でもいまひとつ。とはいえ、過去の作品の押さえどころを引用しつつ、3作目へのつなぎとしてよくできていると思う。これまで孤島に隔離していた恐竜をラストシーンで開放してしまったことで今後の展開は今までと全く違ったものになってきそうな予感もあり、次作が期待される。

予告編

2018年に観た映画

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