今日の映画 – ブルー・ジャスミン(Blue Jasmin)

ケイト・ブランシェットがアカデミー主演女優賞を受賞した映画。
最近の映画はオープニングのクレジットは主要俳優数名あるいはクレジット自体が無いものがほとんどやけど、ウッディ・アレンは頑固にクラッシックなクレジットを続けている。 その跡のオープニングシーンは飛行機が飛んでいるのを俯瞰するようなウッディ・アレンらしくない映像で「あれっ」思わされる。 が、次のシーンで機内に移り、ケイト・ブランシェットがひたすらしゃべり続けるのを見て安心する。

Blue Jasmine

映画はケイト・ブランシェット演じるジャスミンの現在と過去のシーン、ジャスミンの妹ジンジャーのシーンを細かく切り替えて、登場人物の関係と過去に何があったかを要領よく分からせる。 ここらはウッディ・アレンの脚本と監督の腕が冴えている。

ケイト・ブランシェットは実力があるのに今ひとつ印象に残る映画がなく、役柄に恵まれなかったようなところがあったけど、この映画で主だった賞を総なめにし、アカデミー主演女優賞も獲る会心の演技。

脇役陣もしっかりしていて盤石やねんけど、見ていて今ひとつ感情移入できない微妙な感じ。 ウッディ・アレンは好きな監督やけど、この映画をコメディと分類してしまうには気軽に笑える内容と違うし、ウッディ・アレン流のシリアスっぽい映画と見るならジャスミンの人柄に共感しにくい。

ええ映画やとは思うけど、ウッディ・アレンの映画の中では個人的にはちょっと外しているというのが実感。


Trailers


2014年に観た映画一覧

番号 邦題 原題 監督 評価
1 ブランカニエベス Blancanieves Pablo Berger 4
2 フォンターナ広場 イタリアの陰謀 Romanzo di una strage Marco Tullio Giordana 3
3 鑑定士と顔のない依頼人 The Best Offer Giuseppe Tornatore 3
4 オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ Only Lovers Left Alive Jim Jarmusch 4
5 さよなら、アドルフ Lore Cate Shortland 3
6 ROOM237 Room 237 Rodney Ascher 2
7 エレニの帰郷 The Dust of Time Theo Angelopoulos 4
8 アメリカン・ハッスル American Hustle David O. Russell 3.5
9 ウルフ・オブ・ウォールストリート The Wolf of Wall Street Martin Scorsese 4.5
10 大統領執事の涙 The Butlerl Lee Daniels 3.5
11 エージェント:ライアン Jack Ryan: Shadow Recruit Kenneth Branagh 2.5
12 ダラス・バイヤーズクラブ Dallas Buyers Club Jean-Marc Vallee 4.5
13 MUD – マッド – Mud Jeff Nichols 3.5
14 ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 Nebraska Alexander Payne 3.5
15 それでも夜は明ける 12 Years a Slave Steve McQueen 4
16 LIFE! The Secret Life of Walter Mitty Ben Stiller 3.5
17 ホビット 竜に奪われた王国 The Hobbit: The Desolation of Smaug Peter Jackson 3
18 あなたを抱きしめる日まで Philomena Stephen Frears 3.5
19 ウォルト・ディズニーの約束 Saving Mr. Banks John Lee Hancock 4
20 ブライアン・ウィルソン ソングライター ザ・ビーチ・ボーイズの光と影 Brian Wilson: Songwriter 1962 – 1969 Chrome Dreams 3
21 8月の家族たち August: Osage County John Wells 4.5
22 アメイジング・スパイダーマン2 The Amazing Spider-Man 2 Marc Webb 3
23 プリズナーズ Prisoners Denis Villeneuve 4
24 ブルー・ジャスミン Blue Jasmin Woody Allen 3.5
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