今日の映画 – 8月の家族たち(August: Osage County)

キャストがメリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ、ユアン・マクレガー、ベネディクト・カンバーバッチと豪華。ポスターの出演者の名前の配置でもサム・シェパードが小さな字になってしまって気の毒なくらい。

8月の家族たち

元々舞台劇だったということもあり、台詞の言い回しやタイミングで見せ場を作るし、それをこなす力量の女優陣が揃っていて見応えあり。

メリル・ストリープは今更いうまでもなく、いつものように役に成り切って貫禄とかも超越してる。

ジュリア・ロバーツは、今までどちらかというと軽い役の映画が多くて、個人的にはたいして評価してなかった。性格女優らしい役どころの映画はこれが初めてやないかと思うけど、思った以上によかった。あんまり好きな女優やないけど、ちょっと見なおした。

それに比べて、男性陣は影が薄い。 まあ、ドラマの筋立てが女性中心で進んでいくので脇役で影が薄くなるのは致し方ないけど、それにしてもユアン・マクレガーは存在感まるでなし。

ベネディクト・カンバーバッチはちょっとトロい男を好演していたとも言えるけど、あんまりパッとしない。カンバーバッチの父親役をやってたクリス・クーパーがちょっとだけ骨のあるところを見せたくらいで、その他の男どもは食われっぱなし。

映画のストーリーは父親の葬式のために集まった家族がそれぞれ抱えている問題が次々と明らかになり、最後はまた別れて自分の場所へと戻っていくが、問題自体はなにも解決していないという筋だけを辿れば絶望的な話。 なのに、妙に深刻さを感じさせない不思議な映画。これも薬漬けでハイになったりする母親を熱演するメリル・ストリープに負う所が大きい。個人的には好きなタイプの映画。


Trailer


2014年に観た映画一覧

番号 邦題 原題 監督 評価
1 ブランカニエベス Blancanieves Pablo Berger 4
2 フォンターナ広場 イタリアの陰謀 Romanzo di una strage Marco Tullio Giordana 3
3 鑑定士と顔のない依頼人 The Best Offer Giuseppe Tornatore 3
4 オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ Only Lovers Left Alive Jim Jarmusch 4
5 さよなら、アドルフ Lore Cate Shortland 3
6 ROOM237 Room 237 Rodney Ascher 2
7 エレニの帰郷 The Dust of Time Theo Angelopoulos 4
8 アメリカン・ハッスル American Hustle David O. Russell 3.5
9 ウルフ・オブ・ウォールストリート The Wolf of Wall Street Martin Scorsese 4.5
10 大統領執事の涙 The Butlerl Lee Daniels 3.5
11 エージェント:ライアン Jack Ryan: Shadow Recruit Kenneth Branagh 2.5
12 ダラス・バイヤーズクラブ Dallas Buyers Club Jean-Marc Vallee 4.5
13 MUD – マッド – Mud Jeff Nichols 3.5
14 ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 Nebraska Alexander Payne 3.5
15 それでも夜は明ける 12 Years a Slave Steve McQueen 4
16 LIFE! The Secret Life of Walter Mitty Ben Stiller 3.5
17 ホビット 竜に奪われた王国 The Hobbit: The Desolation of Smaug Peter Jackson 3
18 あなたを抱きしめる日まで Philomena Stephen Frears 3.5
19 ウォルト・ディズニーの約束 Saving Mr. Banks John Lee Hancock 4
20 ブライアン・ウィルソン ソングライター ザ・ビーチ・ボーイズの光と影 Brian Wilson: Songwriter 1962 – 1969 Chrome Dreams 3
21 8月の家族たち August: Osage County John Wells 4.5
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