Obsidianの環境作成

Obsidianとは

巷には情報があふれているので、いまさらObsidianの説明なんかしません。でも知らない人には何だか分からないだろうから、AIに説明してもらうとこんな感じです。

Obsidianは、ローカルに保存されたMarkdownファイルを強力に連携させることで、個人の知識ベースを構築できるノートアプリです。双方向リンクにより、ノート間の関係性を視覚的に捉え、思考を深めるのに役立ちます。豊富なプラグインで機能を拡張でき、自分だけのワークフローを構築可能です。研究、アイデア整理、プロジェクト管理など、多様な用途に対応します。

Obsidianの最大の特長:

  1. ローカルファースト: すべてのデータはローカルに保存されるため、プライバシーとデータの所有権が守られます。
  2. 双方向リンクとグラフ表示: ノート間のつながりを簡単に作成・可視化でき、知識のネットワークを直感的に理解できます。
  3. 高い拡張性: 豊富なコミュニティプラグインにより、機能を自由に追加・カスタマイズできます。

要は、「ノート」と呼ばれるテキストファイル(Markdown)に直接書いたり、情報をコピペしたり、リンクを張ったりして「ノート」単位の情報を「Vault」と呼ばれる「ノート」の入れ物へ放り込んで、関係する「ノート」間にリンクを張ったり、検索したりして考えや文書をまとめていくのに役立ちそうなツールというところだろうか。

リタイア生活者にとっての使い道

これって現役時代にあったら結構使い倒していたとおもうけど、いまではしがない退職者。仕事をしていたときと比べて、コンテンツ作成や情報発信の発信は激減している。

利用できそうな分野は、

  • 日記というか日々のメモみたいなもの – Obsidianには「Daily Note」という機能があって、毎日起動すれば、新しいノートを自動的に開くようにできる。Templateを作っておけば、日記の項目なんかを定型で用意しておき、それぞれを埋めるようにすれば日記のようなものができあがるはず。
  • 遊びの計画・準備 – 仕事をしていたときと違うのは、自由な時間がたっぷりあること。かつては1週間の休暇を取るのも大変だったので、今では3週間旅行にでかけても誰からも文句を言われない。その分、旅行の計画も大がかりになり、事前の情報収集や交通機関、宿、イベントのチケットなどの手配も複雑になってくる。旅行の準備を一つのプロジェクトとみなせば、利用できる場所はいろいろあるはず。旅行を例に挙げたが、「遊び」分野で他にも応用できるのではないか?

環境設定

Obsidianを使うのは、メインはWindows PC、外出先でAndroidスマートフォン。複数のデバイスでObsidianを使うには、それぞれのVault(ノートの保管場所)を同期させる必要があり、その方法はいくつかある。大抵の説明で紹介されているのは次の2つ。

  • 「Obsidian Sync」はObsidianが提供する有料のサービスでネットワーク経由で複数のVaultを同期できる。
  • Vaultをクラウドストレージ(Dropbox、Google Drive、など)に置いて複数デバイスで共有する方法。

それ以外の方法は、

  • 「Syncthing」という無料の同期ソフトをPCとスマートフォンに入れて、両方のVaultを直接同期させてしまう方法。

Syncthingを知らない人のために、AIに説明をまとめてもらった。

Syncthingは、オープンソースで開発されているファイル同期ソフトウェアです。中央サーバーを介さず、直接あなたのデバイス同士でデータをやり取りするため、プライバシーが保護されます。データの転送は暗号化されており、信頼できるデバイス間でのみ同期が行われます。長年にわたり多くのユーザーに利用されており、安定性と安全性の高さが評価されています。

Vaultのサイズが大きくなっても、クラウドストレージの容量を食わないのも利点なのでこれで設定した。Syncthingの設定は少々ややこしいが無事完了。

この状態ではバックアップがないので、Desktop PCのVaultをSynologyのNASに常時バックアップする設定を加えてできあがり。

Vaultの同期とバックアップ関係は以下のとおり。

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