Gadget Mania #6-2 – Google Home（Chrome Cast, Netflixとの連携）

数日間Google Homeを使ってみたが、小さい割には音が良い。話し言葉が聞きやすいだけでなく、音楽を再生しても思ったより低音が出ているし悪くない。Google Home自体がネットワークスピーカなので、設定完了後はGoogle Castのターゲットとして、スマホのアプリやデスクトップPCのChromeブラウザから音声をキャストすることもできる。 しかし、ハイファイといえる程のクオリティではないので、リビングルームゆっくり音楽を聞く時にはオーディオ用のアンプとスピーカーを鳴らしたい。 わが家のリビングルームのAV機器はAVアンプを中心に構成していて、初代Chromecastも接続済。

ChromecastはGoogle Homeを購入する前から使っていたので既に設定済で、アプリのGoogle Homeの「TV and speakers」でも、認識されている。リストの上がGoogle Homeの名前、下がChromecastの名前。

今までの設定で、音楽のストリーミングサービス「Spotify」とはリンク済で、音声指示で好きな曲をGoogle Homeから再生できる。この再生先をChromecast経由でAVアンプ＋スピーカにしたいということ。

結論から言うと、これは全く簡単で、「OK Google, play XXX on Chromecast.」でGoogle Homeではなく、Chromecast経由で再生してくれる。事前にAVアンプの電源をオンにして、入力セレクタをChromecastに合わせておくことが必要だが、音楽を聴く環境は良くなった。

音楽環境の次はビデオということで、NetflixをGoogle Homeにリンクする。スマホのGoogle HomeアプリからGoogle HomeのSettingに入り、「More」の下にある「Videos and Photos」からNetflixを選んでリンクを開始する。

スマホのNetflixアプリがアカウントにログインしていれば、先に済ませたSpotifyとのリンクと同じ。

さっそく音声で呼び出してみる。「OK Google, play “Breaking Bad” on Chromecast.」でブレーキングバッドが再生される。再生されるのは最新のエピソードみたいで、エピソードを前後するには「OK Google, next.」とか「OK Google, previous」で移動できる。映像の出力先は指定する必要があって、「on Chromecast」でもよいし、「on the TV」でもよい。視聴中に早送りや巻き戻しをしたい場合には、「OK Google, skip 10 minutes.」とか「OK Google, rewind 5 nimutes」でできるのでリモコンよりも簡単。

Netflixのドラマはうまく再生できたが、なぜか映画のタイトルは再生できなかった。例えば、「OK Google, play “The Goodfather”.」とやっても、Netflixをサーチあひたが見つからないと言ってくる。原因は分からないが、USと日本でNetflixで観れる映画タイトルが違うのかもしれない。

ビデオの検索はNetflixをデフォルトにしているのでまずはNetflixを探しに行くが、見つからない時に諦める時と、YouTubeを探して類似のビデオを映す場合があるが、どういう場合にYouTubeを探しに行くのかは良くわからない。

YouTubeのビデオを観たい場合は明示的に指定して、「OK Google, play Star Wars episode 8 trailer from YouTube on TV.」とやると、これが始まった。

一旦検索してしまえば、「OK Google, next.」で次のビデオへ移ってくれる。 NetflixやYouTubeを観るときの難点は、画面にメニューや検索結果を出せないこと。検索できるビデオのタイトル名を含めて指示する必要がある。

そんな具合で、Google Home + Spotyfyでそこそこ実用的に楽しめるが、Netflixを加えて、さらにChromecast経由でテレビやサラウンドシステムへ接続することでGoogle Homeの利用価値はさらに向上する。

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