エスプレッソマシン、コーヒーグラインダーと続いたので、コーヒー関連で今回はタンパー。
エスプレッソマシンにコーヒーを淹れるには、マシンに付属しているポルタフィルターという取っ手付きの金属製フィルターにエスプレッソ用に細挽きにしたコーヒーパウダーを詰める。
バスケットと呼ばれるカップ状の金属製フィルターの部分が取り外せるようになっていることが多いが、困ったことに、その形や直径はメーカーによってまちまちで規格化されていない模様。写真は、左側が最近購入した「ボンマック エスプレッソメーカー BME-100」用(直径51mm)、右が先代の「デバイススタイル TH-W020」用のポルタフィルター(直径58mm)。直径だけでなく、底がテーパーしているかとか、本体へ固定するための爪の数なども違う。
フィルターにパウダーを入れた後に、均一に押し固めることをタンピング、押し固める道具をタンパーという。エスプレッソマシンには、写真のようなプラスチック製の計量スプーンが付いていて、反対側の端が金属製フィルターの内経に合わせた円盤状になっている。この部分がいちばんお手軽なタンパーであるが、これを使ってパウダーをタンピングしようとしてもプラスチックの剛性が足りず、力が均一に加わらないのでうまくできない。
それで、市販品の金属製のしっかりとしたタンパーを買うことになる。以前のデバイススタイルのエスプレッソマシンのフィルター内経58mmというのは業務用でよく使われているサイズと言われていたので、長く使えるならとジュラルミン削りだしのちょっと高めのタンパーをつかっていたが、機種変更によりあえなくお蔵入り。新たに51mmのタンパーが必要になった。前回に懲りて、今度は必要な機能さえあればよいという見地から、ノーブランド品の「エスプレッソ コーヒー タンパー サイズ 51mm ステンレス」を購入。
アマゾンから届いた商品の梱包箱は半分壊れていたが、中身は大丈夫。
先代がジュラルミン削りだしだったのに対し、これはステンレス製の2ピース、ねじ込み式。重量は約570gあってタンパーとしては十分。
試しに、フィルターへ入れてみると、サイズもピッタリ。
パウダーを13~14g入れてタンピング中。
パウダーはきれいに固まっている。
クレマも上々。
「ボンマック エスプレッソメーカー BME-100」には1杯用と2杯用のフィルターが付属するが、わが家では1杯用を使うことがないのでこのタンパーのスタンド代わりに使っている。
愛着の湧く名品というものではないが、必要十分。丈夫なステンレス製で毎日よけいな気をつかわずに使用できるのがよい。
Gadget Mania 一覧
番号 | タイトル | マニア心刺激度 | 総合満足度 |
---|---|---|---|
1 | Ankar RoboVac 10 | ★★ | ★★★★ |
2 | ボンマック エスプレッソメーカー BME-100 | ★ | ★★★★★ |
3 | デロンギ コーン式 コーヒーグラインダー KG364J | ★★ | ★★★★ |
4 | エスプレッソ用タンパー | ★ | ★★★★ |
5 | コーヒードリッパー Kitclan ステンレスフィルター | ★★★ | ★★★★ |
6 | Google Home (1)、(2)、(3) | ★★★★★ | ★★★★★ |