日曜大工 作品参號 – キッチンの棚

作品参號は大作。キッチンの壁が空いているので、ここに奥行きの浅い棚を作ることにする。

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条件は、

  • キャスター付きのゴミ箱を収納できること。
  • 奥行きを深くし過ぎると狭くなるので、実用的な範囲でミニマムな奥行きにする。
  • 気が変わったときに撤去できるよう固定しない。
  • 棚板は可動式。
  • 周囲とマッチするデザインと配色。

ということから、

  • 奥行きは既存のゴミ箱をの収まりがよい25cmに決定。
  • メインの部材として90cm✕25cmの白いカラーボードを使うことにする。
  • これをこのまま縦に使うことにして、高さは90cm+天板の厚さ。
  • 同じカラーボードから棚板を2枚取るとして真ん中で切るのは難しいので、少し短く棚板の幅は44cmに決定。
  • カラーボードを組み立てた’上に乗せる天板は、床やドアの色に近いウォールナット風の色にする。

という方針で行く。カラーボードの表面の素材はピンキリで、安い方から「紙」→「ポリ合板」→「メラミン化粧板」。たいていのホームセンターで売っているのは無地や木目を印刷した紙を外側に張ったもの。ところがロイヤルホームセンターのカラーボードはメラミン化粧板を使っていて、値段も高くないらしい。

ところが東京都内には店舗がなくて、一番近そうなのは川崎の梶が谷店か宮前平店。なんや、10年前まで住んでたとこに近いやん。場所をしらべたら、いずれも駅から離れてる。梶が谷店の方が規模が大きそうなので、電車とバスを乗り継いで買いに行く。カラーボードを合計7枚買って、再びバスと電車で持ち帰る。これが一番しんどかった。

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棚板用はホームセンターで44cmにカットしてもらったので自分でカットしたのは、壁の巾木の部分にピッタリ合うように切り欠いただけ。 棚板を支えるダボ用の穴をドリルであけたら組み立て開始。上部は天板で固定できるので、下部の中央と右側は一番下(床から10cm上がり)の棚板を側板にL字金具で固定。左側はキャスター付きのごみ箱を出し入れするために棚板を取り付けられないので、44cmに切った1×4の棒を背面側に入れて左側板が開かないよう固定した。背面には白いカラーベニヤを釘で止めて全体の歪防止。

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天板は集成材を買ってきて自分でカットして塗装しようかとも考えたけど、工具がないと角の丸めがうまく行かないし、塗装にしてもむら無く塗るのは難しいと判断して特注することにした。

買った店はここ。30mm厚のゴム集成材を256mm✕1408mmにカットしてもらい、角を5mmのRで仕上げてウレタン塗装。送料込みで1万円ちょっと。塗装色は注文後に色見本を送ってきてくれるので、それを見て色指定できる。ウレタン塗装なのでツヤのある仕上げを覚悟していたけど、マットな落ち着いた感じで良かった。材料だけならこの半分くらいの値段で買えたとおもうけど、この加工と塗装は素人には難しいので頼んで良かった。

天板の左右と前面を5mm張り出す様にしたのもちょうどええ感じ。

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完成したところへ物を入れたらこんな感じ。

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壁に固定してないので地震が来たら倒れる心配があるけど、とりあえず安定してる。

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