Flickrで写真ファイルをバックアップ

デジカメで撮影した写真ファイルはSDカードからWHS2011のドライブへ移して保管している。こうしておけば、Windows PCからはローカルドライブに置いてあるのと同じ感覚で使えるし、WHS2011はDLNAのサーバでもあるので、タブレットで見たり、PS3かApple TV経由でTVで見ることもできる。

問題はこれらの写真ファイルのバックアップ。 WHSのハードドライブの故障で全てを失ってしまうかもしれないので、現状はNASへマニュアルでフォルダごとコピーしてバックアップしている。これで2重化はできているけど、バックアップは万一の時しか使わないものなんで、クラウドにもっていけないかと考えた末、Flickrを使うことにした。



Flickrは老舗のオンラインサービスで、かなり前にアカウントを作っていたけど、ほとんど使ってなかった。昨年くらいにサービスの見直しがあって、無料でも1TBまで使えるようになり、アップロードの容量制限もなくなったのでバックアップに使うのも現実的になってきた。

現状の写真ファイルの整理は、「撮影年」ごとのフォルダを作り、その下に「テーマ」ごとのフォルダを作って、その中に写真ファイルを放り込むという方法。例えば、2009年のスペイン旅行で撮った写真のファイルは、WHS2011が標準で持っている「ピクチャ」フォルダの下に

「ピクチャ」 – 「2009」 – 「Spain」

という階層構造を作って「Spain」」フォルダの中に収めている。

Flickrには階層構造のディレクトリはないけど、代わりに「セット」と「コレクション」がある。「セット」はフォルダのようなもの、「コレクション」は複数の「セット」を収めることができる「親フォルダ」といったところ。 それにくわえて、写真ファイル毎に任意の「タグ」をつけることができる。

Flickrでの写真整理のルールは以下のようにした。

  • 2009年のスペイン旅行で撮った写真ファイルには、「2009」と「Spain」の2つのタグをつける。
  • それらの写真を「2009 Spain」セットに入れる。
  • 「2009 Spein」セットを「2009」コレクションへ入れる。

セットの名前を「Spain」ではなく「2009 Spain」としたのは、セットがどのコレクションに含まれるのかを明示的にするため。 このルールにしたがってファイルをFlickrへアップロードしていくが、その前にデフォルトのプライバシー設定をやっておく。プライバシーの設定はアップロードの際に変えることができるけど、よく使う設定をデフォルトにしておけば楽というわけ。 今回は目的がバックアップで人に見せることではないので、ここから以下のようにした。

ついでに、検索に掛からないようにするために、ここの各項目にチェックを入れておく。

これで準備完了。アップロードするにはメインのページから「Upload」を選ぶ。

Flickrの標準のアップローダの画面になるので、ここへアップロードしたいファイルをドラグ&ドロップする。ファイルを複数選択してもよいし、フォルダごとでもOK。

サムネイルが表示されるので、左側のメニューから、タグの追加、セットの指定、プライバシーの確認を行う。

まず、サムネイルが全部選択されていることを確認してから、追加したいタグをスペースで区切って入力する。 この場合は「2009」と「Spain」。

次に「Add to sets」をクリックするとポップアップで既存のセットのリストが表示される。新しいセットを作るには、上部の空欄に入力。この場合は「2009 Spain」。「Create a new set」を押して、さらに「Create」、「dome」を押してセットの指定完了。

プライバシーの設定は、ここで変更できるけど、先ほどデフォルトの設定をしてあるので特に触る必要はないはず。

アップロードを開始するには、画面右上の「Upload XXX Photos」を押して、表示されるポップアップの「Upload to Photostream」を押す。

アップロードが開始されて、プログレスバーが右端まで行けばアップロード完了。1回のアップロードの制限枚数は500枚。 セットに収める枚数が500枚を超える場合は複数回に分けてアップする。2回めからはセットは既に造られているので、既存のリストから選択すれば良い。

以上の操作を繰り返してセットを作り、その中へ写真ファイルをアップロードしていく。

こうして作られたセットをコレクションに収めるためには、まずコレクションを作る。まず、メニューの「You」のドロップダウンから「Organize」を選ぶ。

ここで「Sets & Collections」タブを選択。次に、分かりにくいけど、左上の「Create a new collection & set」の「collection」をクリックしてポップアップの「Title」欄に作りたいコレクションの名前を入力。この場合は「2009」。「Create」ボタンでコレクションが作られる。

セットをコレクションへ入れるのはドラグ&ドロップするだけ。

というわけで、過去の写真ファイルを順次Flickrへアップロード中。約4万5千枚アップロードして、全容量1TBの23%しか使ってない。全容量使うには10年は掛かりそう。

ここまで使ってみた範囲での感想。

(良いとこ)

  • 無料で1TBの容量は写真ファイルのバックアップには十分。
  • 画素数を落とさずにオリジナルを保存できる。
  • 標準のアップローダはWebベースなのに意外とレスポンスが速い。
  • アップロード速度も思ったより速い。サードパーティのアップローダアプリを試してみたが、返って遅かった。
  • アップロードの際に、タグ、セットなどの設定を同時に行える(後でやるのは面倒)。

(イマイチなとこ)

  • 時々アップロードに失敗する。失敗してもリトライできるので被害は少ないが。
  • 1回でのアップロード枚数が500枚に制限されているので大量にアップする場合は分割が必要で面倒。
  • メニュー体系が統一されておらず、分かりにくい。最初、「Organize」から空のセットを作ろうとしたが作れなかった。アップロード時にセットを作れば良いことが分かるまで手間取った。

使いづらいところもあるけど、無料ということを考えればバックアップ用途には十分。

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