カスピ海ヨーグルトを作ってみる

カスピ海ヨーグルトのパッケージの写真

カスピ海ヨーグルトとは

普通のヨーグルトとカスピ海ヨーグルトとの違いは下表のとおり。

一般のヨーグルト カスピ海ヨーグルト
乳酸菌の種類 ブルガリア菌とサーモフィラス菌が一般に使われ、加えてビフィズス菌やガゼリ菌などが使われる。 クレモリス菌
食感 粘りなし 高分子多糖類(EPS)による粘りがある。
発酵温度 40℃前後 25℃~30℃
市販メーカー 明治、森永、雪印、その他多数 フジッコ、グリコ

 

まずは市販のカスピ海ヨーグルトを買ってくる

ヨーグルト売り場にいくと色んな種類のヨーグルトが売られている。この中でカスピ海ヨーグルトを作っているメーカはフジッコとグリコ。

今回はフジッコの400g入りパックを買ってみた。

カスピ海ヨーグルトのパッケージの記載事項1

ラベルの記載事項は、

カスピ海ヨーグルトのパッケージの記載事項2

ヨーグルトメーカー

ヨーグルトメーカーは様々な機種が市販されている。その中でも評判の良いTANIKAの「ヨーグルティア」を購入した。

ヨーグルティア開梱

温度を一定に保つという基本機能は変わらないが、ヨーグルティアは設定できる温度範囲が25℃~65℃と広く、ヨーグルトだけでなく他の発酵食品作りにも使えることが特長。また、本体に内蔵する容器が1リットルと大容量で、予備も付属する。
ヨーグルティアの本体と容器

カスピ海ヨーグルトを作る

400g作ることにする。まず、ヨーグルティアの容器を熱湯して、牛乳を半量入れる。牛乳は成分無調整、生乳100%のものを使用。

計測した牛乳200g

 

そこに、カスピ海ヨーグルトを全体の1割(40g)見当を投入。よくかき混ぜて牛乳に溶かしてから残りの半量の牛乳を加えて混ぜる。

種菌投入

 

温度を27℃、時間を7時間に設定してスタート。

製造中

 

7時間後にできたかなと見たところ、殆ど固まっていない。そこで、温度を測定してみると約25℃と設定温度よりも2~3℃低かった。ヨーグルティアの温度管理の誤差かもしれないが、冬季で気温が低かったことも一因かもしれない。この温度の低さが固まらなかった原因と見て、設定温度を3℃上げ、6時間で再挑戦。今度は無事固まった。

できあがり 1

 

出来栄えは上々、元のカスピ海ヨーグルトのようにとろっとしている。

できあがり 2

まとめ

購入したパッケージには「本品を種菌として使用されますと、うまく出来ない可能性がありますのでおすすめできません。」と赤い字で印刷されていたので難しいかと思ったが、温度設定をちゃんとやれば作るのは簡単。

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