American Beef URBAN BBQ FESTA in BBQ PITでアメリカを堪能

BBQPIT全景

BBQPITは今年の4月にアトレ目黒の屋上にオープンした材料、飲み物持ち込み型バーベキュー場。今回はBBQPITを会場に、米国食肉輸出連合会(USMEF)が主催したイベント「American Beef URBAN BBQ FESTA in BBQ PIT」へ行ってきた。このイベントは食材、ドリンク込みで1人2000円というもので、定員25組50名よりも希望者が多かったので抽選となり当選した次第。

会場はテントの下にテーブルとベンチ、その脇にBBQグリルが配置されている。1つのテーブル当り6人でバーベキューを行なうスタイル。テントには主催者のブランドロゴが入る。

BBQPITのテントのロゴ

BBQグリルはWeber社製のガスグリル。BBQというと炭火で焼くイメージでいたが、ガスグリルで全体を覆うカバーが付いている。このため下からの火だけでなく全体から熱を入れられる。

Weber社のガスグリル

カバーを開けてみると、鋳鉄製のがっちりしたグリルが見える。

Weber社ガスグリルの中

この日はフリードリンクで、ビール、ワイン、ハイボール、ソフトドリンクが飲み放題。

BBQピットのドリンクカウンター

ビールは当然アメリカのビール。CoorsとBlue Moonだったので、Blue Moonをいただく。アメリカのビールは薄くて水を飲んでいるようなのが多いが、これはコリアンダーとオレンジピールの香りがするベルギーのホワイトビール風でうまい。

ビール

テーブルにはネギ、パプリカ、ナス、エリンギなどのBBQ用の野菜が配られていた。

ビールと野菜

この日の食材リスト。肉はリブロースとミスジ。フルーツとデザートまで用意されている。

今日の食材リスト

中央奥にはステージとスクリーンが設営されていた。MCはBBQ芸人、たけだバーベキューさんが予定されている。Weberのガスグリルを使ったことがないので上手に焼けるかちょっと心配。

特設ステージ

開始時間となってテンガロンハットをかぶった一団が登場して乾杯。彼らはテキサス州などからやってきたUSビーフの生産者。

アメリカンビーフ生産者の皆さん

あたりも暗くなって、通訳付きでのアメリカンビーフについてのプレゼン。このあたりから、よし、肉を食うぞという気分が盛り上がってくる。

アメリカンビーフ生産者のプレゼン

そして、たけだバーベキューさんによる焼き方の説明と実演。まずは野菜から。軽妙な話術で聴衆を引き込んでいく。野菜はカットしてから焼くのかと思っていたので丸ごと焼くのにちょっとびっくり。

説明を聞いたら、さっそくテーブルに戻って野菜を焼く。ネギとパプリカがびっくりするほど甘い。

野菜のグリル

そして、いよいろ肉の焼き方編。

焼き方を教わったところでテーブルに戻って肉を焼く。各テーブルに配られた肉は、1ポンドのリブロースが3枚、少し小ぶりのミスジが6枚。

今日の肉

焼きあがったところ。

肉を焼いたところ

あとはひたすら食べるのみ。リブロースも旨かったが、赤身のミスジが抜群に旨い。

焼いた肉をカット

まだ、肉を全部焼いていないのに、着々とデザートが用意されている。バナナ、グレープフルーツ、手前は苺とカスタードの上にマシュマロが乗ったもの。これを焼くのか?

デザートのセット

と思ったら、やっぱり焼く。グレープフルーツの上にザラメを乗せて、後でひっくり返して焼くとカラメルになる。

デザートを焼く

焼くと、バナナは真っ黒、なかはトロトロ。

焼きバナナと焼きグレープフルーツ

熱々のマシュマロ乗せいちごカスタードのディップにはマリービスケットを突っ込んで食べる。

マシュマロディップ

焼いたグレープフルーツにはさらにバターを乗せる。この焼きグレープフルーツ、ジューシーで意外とおいしい。

焼きグレープフルーツの仕上げ

途中、食べきれないと思ったが、6人で完食。最後はエプロンなどが当たる抽選会まであって、保存容器が当たった。カッティングボードもおみやげにいただいた。

賞品

肉、飲み物、デザートととことんアメリカを堪能。楽しいイベントでした。

BBQというと郊外へ出かけて行くイメージがあったので、道具や食材を運ぶ車が必要だったり、運転すると飲めないとか、行き帰りに時間が掛かるとか、気が進まない理由がいくつも思いつく。ところがこのBBQPITなら、場所代は掛かるが道具は用意しなくてよいので、食材と飲み物だけを持ち込めば良い。人数が集まれば、足の便の良い都心でBBQというのはけっこう良いかも。

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