今住んでいるマンションでは約4年前にフレッツ光の工事をして、以来「フレッツ光ネクスト」の「マンション・ハイスピードタイプ プラン2(NマンションH2)」を契約していた。フレッツに切り替えた時に、電話もNTTのひかり電話にきりかえた。インターネット契約プロバイダはBB.excite。
光ケーブルは電話線などと一緒に玄関脇の作り付けの下駄箱の最上段に引きこまれていて、NTTからレンタルしているホームゲートウェイ(写真左)もここに置いてある。この中には光回線の終端装置(ONU)、電話への分岐、有線LANのルータなどが含まれているが、無線LANは含まれていない。したがって、自前で買ってきたNECのルータ(写真右)をブリッジモードで接続してWiFiのアクセスポイントとして使っている。
この環境で特に不満があった訳ではないが、2014年7月により高速な「ギガマンション」が発売されていたので、アップグレードするかどうか検討してみた。
まずフレッツのWebサイトでプランを調べてみると、集合住宅向けには「マンション・ギガラインタイプ」と「ギガマンション・スマートタイプ」の2種類があり、違いは前者が無線LANなし、後者が無線LANありに見えるが詳細はよく分からない。またそれぞれの契約タイプには同一集合住宅内での契約戸数によって、ミニ、プラン1、プラン2と3段階の価格が設定されている。現在住んでいるところは既に最も安いプラン2が適用されているので、以降の価格は全てプラン2の価格を使う。また、全ての価格は消費税を含まない。
NTT東日本のWebサイトは非常に分かりにくい。いろいろと調べた結果、現行の契約タイプと変更後のタイプの料金比較は次の通り。 無線LANは必要ないので、「マンション・ギガライン」へ変更すれば、月額+200円で速度は大幅アップになるはず。
項目 | 現在のプラン | 変更候補1 | 変更候補2 |
---|---|---|---|
タイプ名 | マンションハイスピード | マンション・ギガライン | ギガマンション・スマート |
下り速度 | 最大200Mbps | 最大概ね1Gbps | 最大概ね1Gbps |
上り速度 | 最大100Mbps | 最大概ね1Gbps | 最大概ね1Gbps |
無線LAN | なし | なし | あり |
月額料金 | 2,850円 | 3,050円 | 3,350円 |
プロバイダ月額料金 | 500円 | 500円 | 500円 |
インターネット月額料金合計 | 3,350円 | 3,550円 | 3,850円 |
ひかり電話基本料 | 500円 | 500円 | 500円 |
ひかり電話対応機器使用料 | 450円 | 450円 | 0円 |
ひかり電話月額料金合計 | 950円 | 950円 | 500円 |
インターネット+ひかり電話月額料金合計 | 4,300円 | 4,500円 | 4,350円 |
タイプ変更工事費 | 0円 | 7,600円(→2,000円) | 2,000円 |
さっそく確認のためにNTT東日本へ電話する。現在の契約を確認したうえで、「マンション・ギガライン」への切り替えを検討している旨を伝えたところ、無線LAN付きの「ギガマンション・スマート」へ切り替えたほうが安くなると告げられる。集合住宅でひかり電話を契約している場合は、現在も毎月払っている「ひかり電話対応機器使用料(450円)」が「ギガマンション・スマート」では不要になるそうで、この場合は「マンション・ギガライン」の価格を逆転する。これなら現行月額よりも50円高いだけでほぼ同じ。
一方、タイプを変更する工事費が、「マンション・ギガライン」と「ギガマンション・スマート」ではなぜか大きく違っている。ところがNTT東日本の担当者と話してみると、光ケーブルが各戸まで配線済で、自分で機器の交換設置をやるならば、「ギガマンション・スマート」でも2,000円しか掛からないという。そんなに難しい作業ではないので、自分でやることにして、その場で即「ギガマンション・スマート」を申し込み。交換用のファミリーゲートウェイの到着日と新回線の開通日を決めて終了。
プロバイダ(BB.excite)へは特に通知しなくても大丈夫とのこと。ただし、新しくルータを設定するに当たっては、プロバイダから4年前に通知された「ユーザ名」と「パスワード」が必要になるが、控えが見つからない。仕方ないので、BB.exciteへ電話して、本人確認の上、必要な情報を電話で教えてもらう。
とりあえず、これで準備完了。
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