エジプト旅行 Day 1 & 2

エジプト行きの背景

過去何年か夫婦でヨーロッパ各地へ旅行していて、日本発の往復航空券を買うよりも、ヨーロッパのビジネスクラス航空券の安い都市発券の日本行往復を買って、半分ずつ使うというやり方を繰り返してきた。今までの発券都市は、ブダペスト、オスロ、マラガ、ミラノ。

でもこのヨーロッパ発券のビジネスクラス航空券を買う作戦も、長く続く円安とヨーロッパの物価高でメリットがなくなってきた。最後に残った航空券はミラノ行きのカタール航空のビジネスクラス。

さて、ミラノからどこに行って、どう帰るか。西の方で行っていない国は、ベネルクス3国、デンマーク、スウェーデン。東の方だと、ブルガリア、ルーマニア、セルビア、北マケドニア、アルバニア、ギリシャ、キプロスあたり。西の方は物価が高いし、東の方はのんびり過ごすには良いかもしれないが今一つ花が無い。アフリカは去年のモロッコ旅行が良かったし、以前にいったチュニジアも良かった。となれば、残るはエジプト。「そうだ、エジプトへ行こう。」

出発、成田からQ Suiteへ搭乗

カタール航空は関空にも乗り入れているのだが、機材が古くてビジネスクラスで売りの「Q Suite」の便があるのは成田発着の便だけで、それも全てではない。チケットは今年の初めに安く買えるキャンペーンがあった際に、ミラノ~ドーハ~成田のビジネスクラス往復を購入。往路のミラノ~成田は使用済。

わが家は大阪なので、新幹線で東京、さらに成田へ移動。

カタール航空はOne World組なので、ラウンジはサクララウンジ。

空飛ぶ個室の感覚のQ Suite体験

Q Suiteは以前に一度乗っているので驚きはないが、1-2-1のレイアウトの中央の2席は間の仕切りを下げられる。通路側にはドアがあるので、2席分を合わせた囲われた部屋のような感じになる。

ウェルカム・シャンパンは選べたのでロゼ。奥のアメニティ入りポーチは、男性と女性とで違うようだった。

スターターは茶碗蒸し。茶碗蒸しというにはスープのように緩くて、いくらに火が通りすぎない加減。

メインは和牛の黒酢ソース、おにぎり添え

デザートは雲形のムース。

チーズとフルーツにデザートワイン。

閉じられたプライベート空間

食事が終わったら寝る準備。最近はフルフラットになるシートには、マットレスが付いていることが多いが、セットは自分でやることになる。ところがカタール航空ではCAさんがベッドメイキングしてくれる。中央の2席は仕切りを完全に下げられるので体感で4畳くらいの空間ができあがる。ドアを閉じれば人の目を気にせずにパジャマに着替えられる。

映画も充実していて、日本語字幕のは少ないが日本語吹き替えを含めればまずまず。新作も入っている。畳の部屋で胡坐をかいてテレビの映画を観ている感覚。

朝食はしっかりしたメニューもあったが、サラダとコーヒーのみ。食べすぎ注意。

ドーハ・ハマド国際空港でのトランジット

ドーハに到着。湾岸諸国の空港の例にもれず、大きくて豪華。

ビジネスクラスラウンジの隣には、Louis Vuittonのラウンジがあった。どうすれば使えるのか分からないので素通り。

前回来た時と別のラウンジに入ってみる。ラウンジ内で勝手に席に座る方式ではなく、入場チェックの後にテーブルへ案内される。食べ物はブッフェが用意されているが、飲み物はオーダーして持ってきてもらうか、バーで受け取る方式。

出発以来、たいして体を動かしていないのに食べ詰め。節制して、フムス、焼きナスのペースト、サラダに白ワイン。

深夜発のドーハからミラノへの便もQ Suiteだった。軽いフルーツだけで寝る。

朝ごはんはオムレツを選んだが火が通りすぎ。

ミラノ到着、そしてエジプト航空の洗礼

ミラノに到着。ラウンジから見えるアルプスの朝焼け。

ミラノからカイロまではエジプト航空のエコノミークラス。機材古い、ビデオない、隣の人のテーブル壊れてた。Q Suiteからの落差大きい、ええねんけど。

カイロ到着と予期せぬアップグレード

カイロに到着。夜に移動したくないので空港直結のル・メリディアン・カイロ・エアポートにチェックイン。

クラブラウンジが閉まる前にチェックインできたので、夕食はラウンジで済ませる。

明日は早朝出発で寝るだけなので一番安い部屋を予約していたが、マリオットのプラチナ・エリートのステータスを持っていたので、スイートにアップグレードしてもらえた。

部屋に行ってみるとやたら広い、これがリビング。

別の部屋にベッドルーム。

洗面所とバスルームも広くて、これとは別に独立したシャワーブースがある。

さらに、広いバルコニーがあって、写真に写っていないが寝椅子が2客ある。気温は夜風がちょうど気持ち良いくらい。ウェルカム・ギフトでもらった地元のワインを開けて寛ぐ。

大阪の自宅を出発してから、丸2日掛けてようやくカイロに到着。明日はカイロ観光の後にルクソールへ移動予定。

上部へスクロール