バスク旅行(29): バルセロナ観光[2/2]

グエル邸

2回めのバルセロナ訪問で一番良かったのはここ。前回来たときにはまだ未整備で公開されていなかったが、今はバルセロナ市の所有となり一般公開されている。

1886年から1890年にかけてガウディのパトロンでもあった実業家グエル氏のために造られた建物。ガウディは建物だけでなく内装や調度品の設計まで手掛け、贅を尽くした造りになっている。

宿泊しているル・メリディアン・バルセロナで無料クーポンをもらったのでここでチケットに交換。

中に入るといきなりこんな感じ。

建物の中から振り返って入り口を見たところ。

建物全体の模型。

地下の厩へと降りる通路。馬が通るので階段ではなくスロープになっている。

厩はけっこう広い。

建物の中央は地下から吹き抜けになっている。

犬を留めておくための鎖。これとは別に馬の首の形をした馬用もある。

上の階へ上がる螺旋階段。

1階に戻って、さらに2階へ。

2階から見下ろした1階入り口。

扉とステンドグラス。

扉には精緻な浮き彫りが施されていて、一部には内側から訪問客を確認するための透かしが入っている。

2階から3階へと上がる階段。凝った天井はサラゴサで見た宮殿の天井に通じるものを感じる。

3階の窓とステンドグラス。天井は組木細工のような幾何学的なデザイン。この部屋がロビーのようになっていて、建物の正面から見ると張り出した部分にあたる。

奥の中央サロンのホールへ入る。

吹き抜けになったスペース。

内側が金ピカの小部屋。最上部にはパイプオルガンが見える。

上を見上げたところ。天井のドームから自然光を取り入れている。

脇の階段を上がって下を見たところ。

パイプオルガン?

ピアノのある小部屋。窓はステンドグラス。

建物の裏側の小部屋。窓は鎧戸風。

この部屋を外側から見ると、

透明ガラスと模様入りガラスを合わせた窓。

吹き抜けを通して地下の厩を見下ろしたところ。

豪華な吹き抜けのホールを取り巻くように小部屋があって、上層階ではシンプルなデザインのグエル家の居室が増えてくる。が、こんな天井の部屋もあり。

ガラス窓の向こうはホールの吹き抜け部分。

この部屋は比較的シンプル。

マントルピースの上に絵画のある部屋。

ステンドグラスのある小部屋。

従業員用階段。

タイル張りの部屋。

屋上。

煙突。

違ったデザインの煙突。

こちらは煉瓦積み。

屋上のすぐ下の階の廊下。ガラスの向こうはホールの最上部。建物の中心にあるホールは外に面した窓がないので、この廊下の天窓を通して入ってきた光をこの窓から取り入れているようだ。

出口。中から外は見えるが、

外から内側は見えない。

Map

サン・パウ病院 Recinte Modernista de Sant Pau

ホテルからは4kmくらい離れていて、歩けないことはないが時間が掛かるのでSant Pau Dos de Maig駅までメトロを利用。

建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーによる設計。同じくムンタネーが設計したカタルーニャ音楽堂と合わせて世界遺産となっている。

入り口。中を見学できたのだが、時間がなくて断念。この建物は病院のごく一部で、背後に10棟以上の分館があり、そのうち3つが見学できるというので、見て回るには時間が必要。

Map

サグラダ・ファミリア La Sagrada Família

サン・パウ病院からは歩いて行ける距離。バルセロナの市街は縦横の道路が直行して方眼の区画に規則正しく分割されているが、その中で幾つかの道が例外的に斜めに走っている。サグラダ・ファミリアから北に延びるガウディ通りもその一つ。そしてガウディ通りの北の端がサン・パウ病院という構図。病院の前からサグラダ・ファミリアが見える。

ガウディ通りを歩いて行く。

近づいてきた。

到着。北側から見た景色。前回来た時よりも塔が増えている。時間が無かったので中には入らず、ぐるりを廻って外から見るだけ。

東側から。

西側から。

北西から。

Map

まとめ&インデックス

今回の旅行のまとめとブログ各ページへのリンクはこちらを参照ください ⇒ まとめ&インデックス

タイトルとURLをコピーしました