お隣の茨木市を流れる安威川の上流に建設中の安威川ダムがほぼ完成して、今年の春から試験注水の予定とのことだったので、上流側が湖底に沈んでしまう前に見に行くことにした。
安威川ダムは自宅から5kmちょっとで歩いて行けない距離ではないが、中間点にあたる日赤病院まではバスの本数もあるのでバスを利用。摂津富田駅前から上の池公園行に乗車。
日赤病院南バス停で下車。
天気は快晴。ゴルフ練習場の横を通って行く。
途中にあった梅林は七分咲き。
安威川に掛かる桑原橋の渡るが、川底は歩いて渡れるくらいで過去に大洪水を引き起こした川には見えない。
道なりに歩いてカーブを曲がりきると、突然サッカーグラウンド越しにダムの姿が目に入ってきた。手前の高架の道路は大阪府道茨木亀岡線。
茨木駅からバスでくると大門北がダムから近い停留所になるが、本数がこのとおり。
すこし高台まで登ってきた。下に見える集落は、ダム工事で住めなくなった家の代替地のひとつ。区画内にはお寺もあった。
先ほど下から見上げていた茨木亀岡線を横断してダムへと向かう。
近くで見るダム。本体部分はすでに出来上がっていて、向かって右側の放水路の建設工事中だった。
家を出たときには寒かったのに、良い天気の下を歩いてきたので上着を脱ぐ。
ダムの下流側。岩がきれいに敷き詰められている。
ダム頂上部に到着。まだ工事中で中には入れない。上流側と下流側が同じ角度のスロープになっている。
ダムの上流側。まだ水は入っていない。
展望広場へ向かう途中でお寺が工事中だった。たぶん移設される大門寺。
安威川ダム展望広場に到着。ベンチと工事の説明パネルがあるだけ。誰もいない。
ダムカードの体裁で写真を撮るための枠。
完成予想図。
現状はこんな感じ。
ダムのスペック。
ダム見物以外にすることもないので帰途に就く。
完成時には湖底に沈むエリア。
茨木亀岡線まで戻ってきた。帰りはこの道路沿いに歩いてみる。あいにく歩道がダムと反対側なので下流正面からは全貌が見えない。
高いところを通っている道路なので、反対側の景色はよい。
桑原橋のバス停まで戻ってきた。ここからなら茨木駅行のバスが1時間に2本ある。
阪急バスの運行状況は、スマホでこのQRを読んでバス停名を入力すれば、次のバスの現在地と到着予定時刻が分る仕組み。
阪急茨木駅行のバスが到着。これで終点まで行く。
自宅から1時間以内で行ける場所に大きなダムが出来上がりつつあることを今まで知らなかった。実物を見ると思ったより大きい。茨木市と高槻市は市エリアの北半分が山岳地帯で竜仙峡や摂津峡など自然が残されているのがありがたい。