バスク旅行(21): ビルバオ観光 [2/2]

2日目の観光コース

上の写真はホテルの窓から眺めた新市街。建物の高さはほぼ同じに揃えられ、白い壁、赤い屋根で統一されている。その中で一際目立っているのが右手後方に見える高層ビル。この高層ビルはイベルドローラというエネルギー関連企業の本社や他の企業のオフィスが入るビル。グッゲンハイム美術館はここからは見えないが、タワーの東隣にある。

ビルバオ2日目の今日が観光の最終日なので、

  • ホテルからイベルドローラ・タワー
  • グッゲンハイム美術館
  • ネルビオン川沿いに旧市街まで
  • 旧市街散策(時間があれば)

というルートで回ってみる。

エルシーリャホテル ~ イベルドローラ・タワー

ホテルからイベルドローラ・タワーまではホテルの前の道を真っ直ぐ行けば良いが、少し西側を通ればカシルダ・イトゥリサル公園という公園の中を通っていける。大体の方向を定めてあるき始める。

歩いていると大きな建物が見えてきた。個人の名前を冠した病院だろうか。

街としての面白みには欠けるが、全体の統一感が保たれるようになっている。日本だとこうはいかない。

車道も歩道も道幅が広い。

右側の白い建物は政府機関が入っている。左側は修復中のアパート。その間の公園の向こう側にイベルドローラ・タワーが見える。

カシルダ・イトゥリサル公園に入る。ここは1907年開園。公園の名前は土地を寄贈した女性の名前だそうだ。

適度に高低差があって散歩に良い。

公園の中央の池。

公園の東端にはビルバオ美術館がある。ここは今日の目的地ではないので建物を見るだけ。

タワーに近づいてきた。

残念ながら天気がいまいち。

真下に到着。ビルの中には入れなかった。

タワーのぐるりを回ってみる。ホテルから見たときには市街地の中に建っているように見えたが、実際には公園の緑地の中に建っている。

タワーからグッゲンハイム美術館へと向かう。途中にある目立つ建物は図書館。

図書館越しにタワー。

ビルバオ・グッゲンハイム美術館

歩いていくと遠くに見えてくる。

西側の公園から見た美術館全景。

建物の北側に回ると表情が一変する。

建物の北側を流れるネルビオン川。

六本木ヒルズにもあるクモの彫刻。

北側から見た建物。

近づいてみるとかなりのボリューム感。

ランチに行こうとしていた美術館併設のレストランかと思ったが、この店は別物。

吊り橋の下。

橋をくぐって反対側に突き出した美術館の建物の一部。橋脚と一体化している。

さらに東側、美術館の裏側に回り込む。

見る角度によって次々と形を変えていく。

建物の周りを一回りして正面。そして、背後には、あれです。

これ。ビルバオのPuppy(プピー)。内部は空洞で植物に水と肥料を供給する灌漑システムが入っているらしい。植物は年に2回総植え替え。

正面から。

建物正面から吊り橋へと向かう。

建物の後ろ側を見下ろす。何がなんやら分かりません。

橋の上から見たクモ。

再び正面に戻って入場。

外もすごいけど、内も。

1階から上を見上げたところ。

階上から見下ろしたところ。直線部分がなくて、平衡感覚が麻痺しそう。

建物の外側は石灰岩とチタン板を組み合わせているが、内側は構造を支える鉄骨もデザインの一部となっている。

外部ではガラス面に何かを貼る作業中。

展示品は現代アートが主体。展示室のスペースがゆったりで、展示品も大きな物が多い。

ネルビオン川沿いに旧市街まで

美術館を出て再び吊り橋へ。遠くにスビスリ橋が見える。

橋の上から景色を眺めるだけで渡らずに川岸へと降りる。赤い主塔の脇に下に降りる階段がある。

この階段、外から見ると美術館の石灰石のパネルを貼って一体感を出しているが中はがらんどう。

川沿いは遊歩道になっている。

綱でボートを引く(?)女性たちの像。

スビスリ橋。この角度から見ると普通の橋なのだが・・・。

橋のたもとまで来ると、左右対称ではなく1本のアーチーが不自然に傾いていることが分かる。

実際に渡ってみてる。なんか気持ちを落ち着かなくさせる妙な空間。橋の背景に見えるツインタワーは、イソザキ・アデアと呼ばれる複合ビルで日本人建築家の磯崎新の設計によるもの。

橋を下から眺めたところ。上のアーチの部分だけでなく、橋自体がゆるくカーブしている。

対岸に渡って遊歩道を旧市街へ向かって歩く。

芸術の街ビルバオらしく、ところどころに作品がある。

昨夜遠目にライトアップされているのを見たビルバオ市役所。

まもなく旧市街。

アレナル公園に到着。この後、旧市街をくるっと散歩してホテルへ帰る。

最終日(3日目)

この日は次の目的地へと移動するだけの予定だったが、ホテルの裏手に見ておくべき観光スポットがあったことに気がついて、出発前に見に行く。

この曲面を生かしたガラス張りの建物は政府機関のビル。

その隣の建物がアスクナ・セントロアという施設。

ここはワインの貯蔵庫だった古い建物。

建物の反対側。

中に入ってみると広大な空間。建物の側だけを残してその中身をそっくり新しく作り変えている。

建物の中に近代的なビルを作った感じ。この中には図書館やフィットネスセンターが入る総合施設となっている。建物を支える足のデザインが面白い。

建物の外観はそのままに、中は全く異なる空間。

持ち上げられた建築物の下の天井が低い部分にショップなどが入っている。

残念ながら早朝で営業時間外。

まとめ&インデックス

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