バスク旅行(11): サン・ジャン・ド・リュズでの食事、レストランなど

シェ・パブロ Chez Pablo

到着した日の夜に行ったレストラン。ランチの営業もやっているが、夜の営業は19:30から。少し早めに行ったが、既に数人が並んでいた。

徐々に人が集まりだして、開店時には20人近くになった。19:30になると店主が店先に出てきて予約している客の名前を呼んで店内へ案内する。店内は予約客で満員なので外のテラス席を確保する。20:00頃にはテラス席も満員になって、遅れてきた客は断られていた。人気店なので予約するのが良い。

2人でもワインのボトルを取っている客も居るが、そんなに飲めないので赤ワインをグラスで。グラスには店名が入っている。

日本風に言えば、前菜5種盛り。

辛くない唐辛子にバカリャウ(干し鱈を戻して調理したもの)を詰めたこの地方の料理。ソースはトマト味。

イカの墨煮、トマト風味。

Pil Pil Enea

ランチに行ったレストラン。

地元のワイン。

前菜にサラダをオーダーしたら、予期せぬフォアグラが乗っていた。

メインはメルルーサのピルピル。メルルーサはタラに似た魚で、この地方でよく食べられる。魚市場に行けば必ず売られている魚。ピルピルはバスクの伝統料理で、オリーブオイルで煮る調理法。アヒージョと違って極弱火で長時間かけて調理するのでゼラチンがスープに溶け出す。日本では食べたことのない料理。

と、きのこのオムレツ。

デザートはバスク地方のお菓子ガトー・バスクとコーヒー。ガトー・バスクはチェリージャムを使ったものとカスタードクリームを使ったものとがあるが、この店のは後者。

アパートでの朝食

スーパーマーケットや街の商店で、ハム、卵、牛乳、ヨーグルト、オレンジジュース、パン、野菜などを買っておいてアパートで簡単な朝ごはん。コーヒー、調味料、オリーブオイルなどは備え付けのものを利用。

Labechiloa Sarl

旧市街の中に数軒あったベーカリーのうちの一つ。ホテルやアパートから近かったので何度か利用した。早朝からパンを買う人が列をなしている。なぜか、買いに来ている人の大半は男性。フランスではパンを買いに行くのは男性の役割なのだろうか?

初日に泊まったホテルでは朝食なしのプランだったので、この店で調達した。イートインはないが、普通のプレーンなパンだけでなく、サンドイッチも売っている。ガラスケースの中からドライトマトのサンドイッチを選んで指差し購入。おいしい。

スーパーマーケット

最初に泊まったホテルの並びにCarrefour Cityがあった。旧市街の中ではここが一番大きく品揃えが良い。

アパートで必要になる、水、ワイン、ビール、調味料、ペーパータオルなどはここで購入。

旧市街の中心近くの便利な場所にMonopという小さなスーパーがあり、アパートから近かったので、こちらも利用した。

市場で惣菜を調達してアパートで食事

スーパーでワインと野菜、市場で2種類のパテ、トルティージャ、チーズ、パンを調達してアパートでディナー。

デザートはガトー・バスク。

市場には惣菜を売っている店があって、どれも美味しそう。

白身魚とラタトゥイユ、茄子とひき肉のトマトソース、タコのサラダを買う。別のみせで買った生ハム、チーズ、パン、ワインがあれば立派なディナー。

Maison Pariès

アーモンド入りのクッキー生地にジャムまたはクリームを入れたこの地方のお菓子「ガトー・バスク」で有名な店。

最初に訪問した時には店の外に行列ができていたので、後で再訪問。この時は空いていた。

ガトー・バスク。小さいのは1つ2.3ユーロ。チェリージャム入りとカスタードクリーム入りを購入。

この街には、マカロンの原型のようなお菓子で有名なMaison Adamという店があるのだが、ハイシーズン後の休暇のようで閉まっていた。この店で売られているマカロンも2枚を合わせたものではなく、1枚づつ売られているので、これが原型マカロンかもしれない。試しに買ってみたが素朴な味でおいしい。

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