これは見に行きたかった展示、ささやかながら100円割引券が手に入ったので、空いてそうな平日の開館直後を狙って行ってみる。
世田谷美術館へ行くのは今年の3月以来。あの時は気候も良かったので歩くこともできたけど、この猛暑の中を行く気にはならないので、用賀駅からの直行バスに乗る。料金は100円。
砧公園の中の美術館までの路は木陰になって暑くない。
途中、あちこちにあるポスターなどの表記が「ジャポニスム」で「ジャポニズム」でないことに引っかかっていたけど、フランス語の「Japonisme」なので「s」が濁らないということが後から分かった。
美術館の前景、天気良し。
開館直前に行ったのに、既に行列。お盆休み時とはいえ、美術館好きやね、日本人。
撮影できるのはここまで。
一般展示を引っ込めて、1階、2階両方を使った展示。ボストン美術館が持ってる日本関係の作品の一部にしか過ぎないと思うけどジャポニスムに絞った内容で面白かった。
日本の浮世絵の里帰り作品とそれに直接、間接の影響を受けたヨーロッパ、アメリカの作品(主に印象派)を対比させての展示が基本やった。 中には「なるほど!」と思わせるものもあるし、「ちょっと、こじつけっぽいな」と思わせるものもあったけど。
売店で売ってるものには元々期待はしてないけど、こんなもんまで作るとは、なんでもアリの世界。
帰りは、少し先の砧町バス停から渋谷駅行きがあるのが分かったので、のんびりバス旅行で帰る。
世田谷美術館 (東京都世田谷区砧公園1−2)