Nokia Lumia 520 (AT&T版)を個人輸入して安く買うことができたけど、このままではSIMロックが掛かっていてAT&TのSIMしか使えない。AT&Tと契約して6ヶ月を経過すると無料で解除コードをもらえるらしいが日本からでは現実性なし。
となると、残された道は有料のアンロック・コードを買うこと。これは不正な方法ではなく、コードを販売している会社は直接か間接かわからないけどAT&Tからコードを仕入れて再販している。購入にあたってはスマホを特定するIMEI番号を知らせて、それに対応したコードを買うという手順。
どこから買うかは「lumia 520 Unlock Code」とかで検索するといくつも業者がヒットするのでその中から選ぶ。eBayにも売っているところがあり。SIMロックの掛けられたLumia 520は今回買ったUSのAT&Tのモデル以外にもT-MobileやUKの3などがあるので間違わないよう注意。
ネット上で口コミを探すと古い情報でAT&T用のコードは$20前後で買えたという書き込みもあったけど、どこを探してもそんなに安く売っているところがない。まあ端末が$50で売られているということは値引き原資をAT&Tが払っている訳で、この値引き額が大きくなればロック解除料も値上がりするのは仕方ないということか。
結局、AT&T Phone Unlicking Shopというベタな名前のショップから$40で購入。 数日待つとメールでアンロックコードが送られてくる。
アンロックの方法は、まずAT&TのSIMを抜いて適当なSIMを代わりに挿入して起動。下のようなPINの入力画面になるので、さっきメールで送られてきたコードを入力すればよい。
この端末を日本で使うのは不可やけど、ロックが外れたことを確認するためにDocomoのSIMを入れてみると認識される。
SIMロックは解除されたが、ROM自体はAT&T向けのものなので、起動時にはAT&Tのロゴが出るし、AT&Tが追加しているアプリもそのまま残っている。これらはまあ良いとしても、テザリングの確認をしようとした時に、以下の表示が出てできなかったのには参った。SIMロック解除とは別にAT&Tのテザリングのための手続きが痕跡として残っていて悪さしている。
この端末はエントリーのスペックでLTEにも対応していないので日本でデータ通信に使おうという気は起こらないが、海外旅行の際に現地の3GのSIMを入れてテザリングしてルータとして使うことは想定していたので、このAT&T仕様にはがっかり。結局、ROMを焼きなおすしかなさそう。
ちなみに、日本のAmazonでは15,000円くらいでSIMロックの掛かっていない香港版が売られている、AT&T版を個人輸入してアンロックすれば総額では多少安くなるけども、手続きに掛る時間、手間、作業に失敗するリスクなんかを考えれば、多少高くてもロックが掛かっていないのを買うほうが良いかも。まあ、どこで買っても技適マークが付いていない端末を日本で使うのはあかんねんけど。