今月開店したばかりの店。住所は舟町やけど路を隔てた向い側は荒木町という昭和の雰囲気が残る地域。鈴木三河屋さんの9月日本酒頒布会の説明に紹介されていたので予約して初訪問。
店の外装は黒くて落ち着いた雰囲気、開店18時の少し前に到着したのでまだ暖簾が掛かっていない。
かみさんは「大那」をいただく。お通しはおひたしと焼き茄子。
酒のあてはクリームチーズとアボカドの酒盗乗せ。この妙な組合せがめちゃくちゃ旨くて日本酒に合う。
そして、フルーツトマトとアスパラ、モッツァレラチーズのおひたし。
日本酒の好みを伝えて店の人に選んでもらったのが、「西條鶴」。料理に合います。
吟醸香が好きじゃないと言って、勧めてもらったのが「百歳」。
たしかに吟醸香など一切しない。
魚もいただこうということで鯛の造り。 お酒が進む。
そして、さんまの肝醤油和え。これも旨い。 厚かましく作り方を聞いたところ、さんまの肝を蒸してから醤油と合わせるとのこと。
店の人と日本酒の話をあれこれしていたら、いくらでも飲める酒があるというので、それを所望したのが「旭菊の大地」。メニューの説明書きには「ゆるゆるとノンストレスで飲み続けられる・・・」とある。 飲んでみると、味はしっかりしてるのに尖ったところがなくて、くいくい入っていく。
天婦羅はとうもろこし。
次に選んでもらったのが「はなともえ」、これは好きな酒。つい最近、同じ酒蔵の「花巴」を飲んだばかり。
焼き物はカンパチのかま。
お酒も進んで「日輪田 山廃」。
さっぱり梅水晶で一休み。
今が旬なので、秋刀魚と舞茸の肝醤油焼き。
そして、骨せんべいも。
今日はカウンターやったけど、テーブル席もあり。
開店直後ということもあって奥にはお祝いの花。
ご夫婦未満のお二人で切り回している店。 お酒は日本酒がメインになるけど、堅苦しいこと抜きに焼酎やビールも出してくれる雰囲気。そこそこ飲み過ぎたので手出しせんかったけど、日本酒ベースのサングリアがどんな味か試してみたかった。
今日は、焼き物、揚げ物、いろいろな種類の料理を食べたけど、何点かサービスでいただいたのを含めて全部おいしかった。また、それぞれの料理に合う酒を薦めてもらえるので日本酒好きにはたまらんとこやね。
追記: 2015年1月の再訪問記はこちら。
和酒 月肴(新宿区舟町5-25)