Gorriti Taberna
サン・セバスティアンに昼頃に到着して最初に行ったバル。ラ・プレタ市場の広場に面したところにある。比較的小さな店で、作り置きのピンチョスをカウンターに並べてあるので、小手調べにちょうど良い。
店内は少し混んでいたが大半は観光客風。まずはカウンターへたどり着き、場所を確保する。
まずは飲み物。チャコリを注文。チャコリはこの地方特産の微発泡の白ワインでアルコール度数低め。どこの店でも、程度の差はあるが、このように高いところからグラスに注ぐ。こうすることで炭酸をある程度抜くという話もあるが、パフォーマンスなのかなと思う。
チャコリのグラスはワイングラスではなくコップ。ピンチョスは指差しで3つ注文。コロッケは温めてくれた。
以前はセルフサービス方式だったのかもしれないが、コロナの影響もあって、ピンチョスはガラスケースの中などに収められていて、食べたいものを取ってもらう方式。この店はキッチンが無くピンチョスは作り置きなので、冷たいものか電子レンジで温めたもの。種類は限られているが、ほとんどがクラッシックなものなので、バルに慣れるために最初に行くには良い店。支払いはクレジットカードが使えなさそうだったので現金で支払い。
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Zumeltzegi
旧市街の真ん中あたりにあるバル。
カウンターにピンチョスが並ぶ。ここでもチャコリをまず注文。
ピンチョスを物色。
選んだのはバカリャウ(干しタラ)とキノコのピンチョス。
こちらはイカのクレープ巻。温めてくれる。
この店は創作系のピンチョスが多くて選ぶのに迷う。説明と価格の表示があるので注文しやすいのも良い。
カウンターで立ち飲みでも良いし、店内にはテーブル席もある。スペースがゆったりしていて、価格も控えめ。
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Gandarias
アパートの向かいにあるバル。
カウンターに並ぶピンチョス。作り置きでもこの店のはレベルが高い。
店内の黒板にピンチョスとタパスのメニューがバスク語とスペイン語で書かれている。温かいピンチョスはこの黒板メニューから選んで注文する。
赤ワインとチャコリ。
うにのピンチョス。スペイン語でPincho Erizo(ハリネズミのピンチョス)。
マッシュルームのピンチョス、Pincho Champinon。
生ハムのピンチョス、Tosta Jamon(ハムトースト)。
エビとホタテ。
串焼きステーキ、Brocheta Txuletaはバスク語。焼き具合が絶妙でおいしい。食べたいものを少しだけ食べられるのがピンチョス・バルの良いところ。
この店はカウンターにクレジットカードの端末が何台か置かれていて、注文ごとに精算する方式。テーブルに座っても明朗会計。早い時間に行ったので空いていたが、夜にはいつも満員。
この店はアパートの眼の前で、料理もおいしいので小腹が空いた夜に再訪問。かなり混んでいたが、なんとかカウンターの端に場所を確保。飲み物はチャコリ。
ピンチョス2種。
リゾット。グリッシーニが刺さっている。
食べ終わって外に出ると結構な人出。
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Cervecerías La Mejillonera
ムール貝の専門店。
ここではワインではなくビールを注文。
ムール貝のメニューはソース違いで4種類。
トマトソースとヴィネグレットソースのムール貝。
イカのフリット。
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La Cepa de Bernardo
ここは生ハムが美味しいことで有名なバル。
店内では天井から生ハムが吊るされている。
作り置きのピンチョスの評判も良い。見たところオーソドックスなものが多い。
この日はすでにしっかり食べているので、アンギラス(うなぎの稚魚)とヒルダ(オリーブ、唐辛子の酢漬け、アンチョビ)。
黒板メニューがあり、カウンター以外にテーブルもあるので温かいピンチョスやタパスを食べに来ても良いなと思った。生ハムを食べていないので再訪する予定だったが、日数が足りずに断念。
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Bergara
旧市街から川を渡った先がグロス地区。ここにも評判の良いバルがいくつかあって、ここもその一つ。
カウンターのピンチョス。創作系ピンチョス発祥の店の一つと言われているだけあって、どれも美味しそう。
旧市街のバルよりも店内がゆったりとしている。観光客も居たが、地元の人が来ている感じ。
チャコリともスト。ピンチョスをまず2つ。
メニューはスペイン語とバスク語。
グラタン。
名物のリゾット。
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Casa Senra Donostia
Bergaraの近くにあるバル。
昼過ぎに行ったので空いていた。
この店もテーブル席が多く、ゆったりとしている。
ここでもチャコリ。
ハモン・イベリコのコロッケときのこのコロッケ。
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Casa Urola
まずはチャコリとシドラ(シードル)。
作り置きのピンチョスもあるが・・・。
この店は黒板メニューのピンチョスがおすすめ。値段はやや高いがクオリティが高い。
ホタテ(Vieira)のピンチョス。奥の厨房で調理されたものが出てくる。もはや串刺しのおつまみではなく、小皿料理。レストランによっては、一品料理をポーション、その半分の量のハーフポーション、1/4程度をピンチョとして量を選べる店もある。
アーティチョーク(Alcachofa)のピンチョス。一品料理を少しだけ食べて、次に行けるのがバルの良いところ。
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まとめ&インデックス
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