Day 4の内容
- プーラ市内観光(#2)
- プーラ~リエカ、バス移動
- リエカ市内観光(#1)
プーラ市内観光(#2)
近所のパン屋で朝ごはん
アパートのすぐ近くにあるパン屋。ここもオーナーのお勧め。
店内にはイートインのコーナがある。これから勤めに出る風の人たちや学生の客が絶えない。
アパートへ戻る前に、朝の円形競技場をチェック。
円形競技場からアパートへと戻る道。突き当りがアパート。
プーラ街歩き
次の目的地リエカへのバスは12:30発なので午前中が自由時間。プーラの街を昨日とは反対に時計回りに歩く。スタート地点は公園。

双子門を内側から見たところ。

朝の光で見るヘラクレス門。

セルギウスの凱旋門がある広場へと続く並木道。

広場と凱旋門。ここから旧市街へ入る。

凱旋門の先にあるジェラート屋。まだ開いていない。

開店前の商店が並ぶSergijevaca通り。

公園から180度くらい廻ったところから丘の上へと向かう。

途中にあったセント・フランシス教会。入り口の周りが工事中。中に入ってみたかったが閉まっていた。

さらに坂を登る。突き当りの道は城跡のすぐ外を囲むように通っているCastropola通り。

Castropola通りから一段登った丘の上に城跡の石垣が見える。今は歴史博物館となっている。

ここからはプーラの街と海が見下ろせる。

堀に囲まれた城郭は四角形で、4つの角には五稜郭のとんがり部分と同様の堡塁がある。

その突端から見た風景。

すぐ隣では発掘作業が行われていた。

博物館の展示品。ユーゴスラビア時代の武器など軍関係のものが多かった。

丘をほぼ一周して、北側の道を下る。

プーラは入り組んだ湾の奥にあるので海が静か。ヨットが多く停泊している。正面がマリーナの入り口。

マリーナの建物の突端部分。海はベタ凪。

オリーブオイルの店が開く10時まで、道端のカフェ「Riva」で一休み。

朝からKarlovackoの黒ビール。

この店はビールの品揃えが豊富。普通のビールの他に、果汁を加えたビールも数種類あった。

House of Istrian Olive Oil。

入り口から入ったところがショップ。イストラ地方のオリーブオイルは生産量は少ないが世界的なコンテストで何度も賞を取っているとのこと。農園ごとに味が違うというが、そこまでオリーブオイルの味に慣れていないので、店の人に任せてタイプの異なる2本を選んでもらって購入。奥ではオリーブオイルのセミナーなどが行われるらしいが、時間の関係で断念。アパートへ戻ってチェックアウトの準備。

リエカ(Rijeka)へのバス移動
プーラのバスステーションは今までの町と比べて大きくて立派。リエカへのバスは2階建てだった。このバスが旅行中に乗った唯一の二階建てバス。2階の一番前の座席を確保。見渡しよし。

行き先表示を見ると、リエカの前にロビニ、ポレチなど既に行ってきた町の名前がある、いやな予感。

クロアチアに来てから、道路の信号機をほとんど見ない。旧市街地の中は車が通れないところがほとんどなので、新市街で交通量が多いところでたまに見かける程度。郊外に出るとまず信号はなく、道路が交差するところはラウンドアバウトになっている。

道中、ところどころでオリーブ畑を見かけた。イストラ半島はオリーブオイルの名産地なので畑があって当然だが、規模の小さな畑が多かった。植えられているオリーブの木も比較的若い木で老木の畑はほとんど見なかった。

悪い予感は的中。プーラからリエカへ直行するのではなく、ロビニ、ポレチを経由して行くルートだった。もうおなじみのロビニのバスステーション。バスで到着するのはこれが3回目。

2階の一番前の席は見晴らし抜群。

リエカの手前にある海沿いの町オパティヤ。お金持ちの保養地らしいが町には入らず、横を素通り。

ハイウェイを降りてリエカの市内へと入っていく。

鉄道のリエカ駅。

リエカのバスステーションに到着。

リエカはザグレブ、スプリトに次ぐクロアチア第3の都市かつ最大の港湾都市。正面のビルは開運会社のオフィス。

イストラ半島の町がいずれもベネチアの影響を強く受けた町だったのに対して、リエカはハプスブルク家の支配下にあった時期が長いので建物はがっしりした造り、街並みはリュブリャナやトリエステに雰囲気が近い。

バスステーションから旧市街のど真ん中にあるアパートまで歩いて約10分。突き当りの建物が今日泊まるアパート。およその到着時刻を伝えておいたのでオーナーのおばさんが待っていてくれた。

アパートはキッチン付き。建物は古いが内装は最近リノベーションしたみたい。

ベッドルーム。

宿泊人数が間違って4人と伝わっていたらしく、ソファーベッドにもベッドメイクしてくれていた。要らないのでソファーに戻す。

アパートの窓から見たところ。

リエカ街歩き
早速街歩きに出る。メイン通りのコルゾ通り。

コルゾ通りにあるシンボルの時計塔。ここはかってあった城郭の門の上に時計塔を建てたもの。

時計の下にある双頭の鷲はハプスブルク家の紋章。

時計塔をくぐったところにあるイヴァナ・コブレラ広場。

広場からさらに北へ進んだ先にあるローマ時代の石造りの門。片側は建物の壁に埋もれている。

同じエリアにあった小さな礼拝堂。

この雑然としたエリアから道を隔てた北側に聖ヴィート大聖堂があった。八角形をしているというが、上部は円形に見える。中に入ってみたかったが閉まっていた。

リエカというのは「川」という意味らしい。は今までの町と違って町の中に川が流れ、しかも水量が豊か。

川辺りを歩いてその先にあったレストランPivnica Contという店に入る。「Pivnica」というのはザグレブなど内陸部に多いビアレストランとかビアホールというタイプの店らしい。

店の中はパブ風。酒もビールの種類が多いがワインリストが見当たらず。

毎日、昼と夜にワインを飲んで来たので今日はビール。まずはクロアチアの5th ElamentのVoodoo Wooden。ザグレブの近くで造られたビール。

店の造りとは裏腹に、食べ物のメニューはイタリア系なので、ビールのアテにブルスケッタ2種と胡瓜のサラダを注文。出てきたのがこれ。カットしたフランスパンの上に具が乗っているブルスケッタのイメージを覆すボリューム。厚めの生地のピザが2枚出てきた感じ、味はおいしい。結局、メインに到達できないまま前菜で終了。

アパートへの道を遠回りして海の方角へ散歩。市内を流れる川は途中で分岐して、支流の方は河口までマリーナの様に使われている。海に出るには橋桁をくぐらなければならないので、停泊しているのはヨットではなく平底の小型ボート。中には、今にも沈みそうなボロいのもあった。

海に出たところ。フェンス越しにかなり錆びの浮いた船が一隻。

広場に面して建つ立派な建物。クロアチア国立劇場だった。

日が沈んだのでアパートへ戻る。写真はコルゾ通りの東の端の広場。

帰り道のキオスクのようなところでビールと水を調達。「Karlovacko(カルロバチコ)」と「Ozujsko(オジュイスコ)」はクロアチアの2大ビールブランド。スーパーなどでは必ず両方置いている。地元の人が行くレストランでは、旅行者向けにカルロバチコ、地元の人はオジュイスコという傾向があるように見える。カルロバチコには黒ビールや果汁入りなどバリエーションが多いが、オジュイスコはほとんどこの黄色いラベル。男は黙って・・・。




