阪急で池田駅下車。池田に来たのは初めて。駅から少し歩いて逸翁美術館に到着。逸翁は阪急の創業者小林一三の雅号で、この美術館は小林一三が集めた美術工芸品を所蔵、展示する。
2022年1月15日(土)~3月13日(日)の展示は、「千家と十人の職方(マイスター)」。お茶をやらないので知らなかったが、千家(表、裏、武者小路)を支える千家十職と呼ばれる職人集団の作品の展示。千家十職とは、土風炉・焼物師の永樂家、釜師の大西家、表具師の奥村家、竹細工・柄杓師の黒田家、指物師の駒澤家、袋師の土田家、金物師の中川家、塗師の中村家、一閑張細工師の飛来家、樂焼・茶碗師の樂家。それぞれの家が400年もの間それぞれの茶の湯の道具を作る技術を伝えてきたことに圧倒される。
展示品は撮影不可なので、写真はここまで。
逸翁美術館を後にして、近くにある小林一三記念館へ移動。
正面入り口は能勢から移築した長屋門。
長屋門を内からみたところ。この門はもともと東能登勢村にあったものを昭和11年に移築したもの。門の両側の部屋は守衛室と宿直室として利用されていたとのこと。
チケット売り場。逸翁美術館と両方入館する場合は割引がある。
まずは最初の展示室に入る。部屋の中央に小林一三の帽子とステッキがあり、それを取り巻くように展示コーナーが並ぶ。
電鉄関係の展示。
仕切り壁は阪急電車の車体を模したマルーンカラー。
東宝関連の展示コーナーもある。
本館の入り口。
茶室「人我亭」。
本館の裏側に広がる庭園。
庭から本館を臨む。
別の茶室「費隠」。
3つ目の茶室「即庵」。
広い庭園ではないが、立つ場所によって風景が変わる。
本館2階。
居住空間は意外とこじんまりしていてお屋敷という感じがしない。
和室の床は板張り。
2階の窓からは庭を一望できる。
アクセス
逸翁美術館
小林一三記念館