北摂さんぽ – 安満遺跡公園 [高槻]

安満遺跡公園
高槻駅から歩いて10分足らず。JRと阪急との間にある公園。元々は京大の付属農場があった場所で、その跡地を公園にして2019年から部分的に公開、2021年3月に全面開業となった。 駅の方から歩いていくと公園西側の入り口に着く。このあたりだけは敷石が敷き詰められている人工的な空間。
入り口から奥へと進むと、左手にある建物が「ボーネルンド Park Center」と呼ばれるメインの建物。中には、売店や子供の遊び場などがある。
ボーネルンド Park Center
いろいろとイベントも行われているようだが、この時期は新型コロナウイルスために中止になっているのが多かった。
公園内をさらに奥へと進むと通路のみの舗装となり広大なスペースが現れる。ところどころに京大時代からのものと思われる大きな木が残っていた。
公園中央部分では、約2,500年前の弥生時代前期に米作りを行っていた環濠集落の跡が見つかっている。周辺には埋葬された墓も見つかっていて、弥生時代の住居、農耕地、埋葬地がセットで発掘された貴重な遺跡らしい。当時の集落をとりまく環濠が人工芝と白い砂利で示されている。
環濠集落
少し離れた場所には、建設中の竪穴式住居があった。
竪穴式住居
公園の中にはカフェなどもある。
夏になれば日よけとなりそうな屋根付き芝生エリア。
屋根付き芝生
そして広大なスペース。中心部から歩いて10分のところに、こんな広い場所がある町はそうないだろう。

アクセス

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