今年の2本目はイタリア映画。
約40年前に実際に起こり、迷宮入りとなったフォンターナ広場爆破事件の真相に迫る映画。 全体の印象は、真面目に作られた良い映画。 しかし、登場人物がやたら多すぎて筋を理解するだけで大変。
メインの2人はすぐに認識できたが、それ以外の登場人物の名前を覚えようとしても人数が多い上にイタリア人の名前は長いのが多い。 僕は、顔を覚えるのが苦手なので、けっこう辛かった。
さすがに作った側(配給側?)も、これは無理と思ったのか、セリフの字幕とは別に、新しい主要登場人物が出るたびに「アナーキスト、ダンサー」といった感じで字幕を出してくれていたので、名前ではなく「ダンサー」で識別しようとしてみたが、映画の中の会話では「ダンサー」と言ってくれる訳はなく、名前を呼ぶので結局誰が誰だったのか繋がらないことが往々にして起こる。
そもそも、映画のチケットを買った際に、こんな人物相関図を渡された時に警戒すべきだった。
映画を見終わった時には、大筋は理解できたものの、細部の認識がかなりあいまい、というか分からない部分が多かった。 もう一度観ればより良く理解できると思うけど、もうそんな元気なし。
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