久しぶりにジム・ジャームッシュの映画。
異色のヴァンパイア映画といえば「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を思い浮かべるけど、この映画も異色といえば異色。
主要登場人物は6人だけ(バンパイアも一人と数えれば)、映画のシーンは夜か室内だけ。現代社会で行儀よく暮らそうとすればヴァンパイアやってるのも大変やねんという映画。 ジョン・ハートが歳取ってええ感じやった。
その他の俳優は観たことないと思ったけど、あとで調べたら、主演の一人トム・ヒドルソンは「マイティー・ソー」シリーズで悪役のロキを演ってる人。もう一人のティルダ・スウィントンも「ブロークン・フラワーズ」や「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」で観てたわ。
2人の主演ヴァンパイアが理知的、耽美的に暮らしてるところに出来の悪い妹が登場して、ちょっとやり過ぎちゃうというくらいに乱していくけど、これがラストに繋がると納得。
この映画から学ぶ教訓は、
- 大事なものの仕入先は複数確保しておくこと。
- 変な身内の人間との付き合い方に注意すること。
- いざとなったら生き延びることが大事。
わりと好みの映画やった。
Trailer
番号 | 邦題 | 原題 | 監督 | 評価 |
---|---|---|---|---|
1 | ブランカニエベス | Blancanieves | Pablo Berger | 4 |
2 | フォンターナ広場 イタリアの陰謀 | Romanzo di una strage | Marco Tullio Giordana | 3 |
3 | 鑑定士と顔のない依頼人 | The Best Offer | Giuseppe Tornatore | 3 |
4 | オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ | Only Lovers Left Alive | Jim Jarmusch | 4 |