土曜日の昼間から旨い日本酒を飲める所を探してたまたま見つけたのがこの店。場所はアメ横から線路を隔てたごちゃごちゃとしたところ。
店はカウンター10席のみ。到着したのは13時頃、他に客は居なくて貸し切り状態。
カウンターの後ろには寿司ネタのように日本酒のリストがずらり。この店は「純米酒Bar」というだけあって、全てが純米酒か純米吟醸。
食べ物のメニューも食事用ではなくあくまで酒の肴というのが並ぶ。
で、まずは一杯きゅーっといく。
最初にいったのは、「喜三郎の酒」と「花泉」。「喜三郎の酒」は華やかすぎない適度な香りがあってそれでいてどっしりとした旨味がある。「花泉」も味は似ているがやや落ち着いた感じ。どちらも旨い。
肴はらっきょと谷中生姜。
あとは、ボリュームのありそうな唯一のメニューカニオムレツ。 ちょうど良い焼き加減で中身はトロリ。
おかわりは「花垣」。これは先に飲んだ2つよりはややあっさり目で切れ味のよい感じ。飲む順番としてはこれが先やったか。
帰り際に店の人に、「なんで純米酒だけなんですか?」と聞いたら、答えはシンプルで「醸造用アルコールの添加が嫌いだから」。個人的には、純米酒オンリーはウェルカム。 さらにこういう筋が通ったところがよろしい。 また来ようかなと思わせる。
夜行列車(東京都台東区上野6丁目13-3)