日本酒の頒布会や焼酎の蔵元イベントなんかで最近お世話になってる赤坂の酒屋「鈴木三河屋」の店頭イベントへ行ってきた。
参加は今回が初めて、参加費1000円/人を払うと、この日試飲できる日本酒リストとおつまみの引換券をもらえる。日本酒は全部東北の酒。
そして、この日のウェルカムドリンク「日高見 純米吟醸 彌助」をいただく。日高見らしい、キリッと筋は通しているが必要以上に自己主張しない奥ゆかしさは最初の一杯によろし。
会場は店の前のスペース。開始直後に入ったので、他の客が数名いる程度。
時々、仕事帰りの人が通り過ぎて行く。
2杯めは「山形正宗 純米吟醸 秋あがり24BY」。山形正宗を飲むのは初めて。タイプとしては日高見に近いあっさりめ。
おつまみは店の並びにあるブルーワゴンで調達。
続いて、「乾坤一 純米吟醸 雄町 原酒」をいただいてから「写楽、純米うすにごり 三河屋SP」。写楽はその名の通り、鈴木三河屋向けのスペシャルバージョン、これは好みのしっかり目の味でうまい。
さらに、「山和 特別純米 中取り原酒」を飲んで、もう一つの山形正宗「山形正宗 純米吟醸 山田錦 斗瓶取り18BY」。これはさっきの山形正宗とは違って、製造後に貯蔵・熟成させたもの。しかし、違いがようわからん。
周りは暗くなり始め、適当にお酒も廻って良い気分。
そして、「春霞 純米吟醸 美郷錦」。今日飲んだ中ではこれがいちばんインパクトあった。似た酒を思いつかないくらい濃厚でガツンとやられた。この日みたいな試飲会では軽いつまみで飲むので日高見や山形正宗なんかは分が悪い。写楽やこの春霞みたいな個性の強い酒を旨く感じてしまう。ご飯と一緒に飲むとしたら評価はまた変わってくるねんやろうけど。
最後はもう一つの日高見「日高見 純米吟醸 天竺 愛山」で〆。驚いたことに、ウェルカムドリンクでいただいた日高見と同じブランドと思えないくらい味がちがう。「普段はおとなしいけど、こんなこともできるねん」と自己主張して見せてる感じ。
自宅用に写楽を一本買って帰路につく。春霞にしようか迷ったけど。
ええイベントでした。
鈴木三河屋(東京都港区赤坂2丁目18−5)