いつもお世話になっている赤坂の酒屋、鈴木三河屋さん主催の会。 会場は芝の亭久五。
ここは料理がおいしく、常備している日本酒の種類も多いが、今日は木戸泉一択。
まずは鈴木さんと木戸泉の荘司勇人専務の開会のごあいさつ。
乾杯は、「自然舞スパークリング」で。
前菜は、和風レバーパテ、銀杏の酒盗和え、鶏ゴボウチーズ、タコと巨峰のもぞれ和え、テイク豆腐、秋刀魚のなめろう。チーズの上にはトリュフが乗ってます。それぞれ、おいしかったが、なめろうの盛り良すぎ。
最初のお酒は「特別純米無濾過生原酒三河屋別誂え」と「特別純米無濾過原酒ひやおろし三河屋別誂え」。いずれも鈴木三河屋さんの頒布会での定番。同じ造りで生と火入れを交互に飲み比べると違いがよく分かる。これに合わせた料理は、鯛のカルパッチョ、
そして、ジャコと豆腐のサラダ。
そして、「純米AFS」。この酒が熟成させておらず普通の酒と同じ期間でできてしまうというのが驚き。料理は、牛タントロトロ煮。
続いて、荘司専務から「本醸造 初搾り」の説明。毎年、最初に仕込むのがこの酒だという。本醸造ということで、あまり期待していなかったが、この日提供されたのは24BYのものを鈴木三河屋さんの冷蔵庫で生のまま4年間寝かせた貴重なもの。飲んでみると、本醸造と思えぬ骨太な木戸泉の味でうまい。
料理は名物の焼き餃子。木戸泉はこういう味付けのしっかりした料理にも負けない力強さがある。
木戸泉は毎年計画的に熟成用の酒を作って古酒の蓄積があることでも有名であるが、この日は「秘蔵十年古酒」を飲ませていただいた。
料理は木戸泉で洗ったウォッシュチーズ。
最後の酒は「純米酒 醍醐」をお燗でいただく。
もうかなり満腹になってきたところに、海老フライ登場。
そして〆は木戸泉の酒粕で付けた漬物。普通のぬか漬けよりも辛口。
おいしいお酒と料理を堪能しました。
亭久五