ランチはタイ料理にしようと思って青山一丁目まで散歩したところ、目的の店は土曜日はランチをやっていなかった。目標をひつじやに切り替えて四谷三丁目まで足を伸ばす。 店は新宿通に面したビルの2階。
2階へ上がるには脇の通路の奥のエレベータか階段を使うが、その通路に大きな看板がある。
メニューも何箇所にか貼ってある。羊から連想する通り、中近東の料理らしいものがあるが、それに加えてケイジャン、さらに丼や麺まであって国籍不明。
2階の入り口のドアは「びっくりドア」とあり、たしかにロックを外すと風圧で持っていかれる。
カウンターへ案内される。 土曜の昼時で、先客は3～4組くらい。 店の間口は狭いが奥行きがあってけっこう広い。 安食堂みたいなところを想像していたけど、落ち着いた雰囲気。
店員もちゃんとユニフォームを着て、キビキビ働いてる。
ランチメニューからチュニジアの餃子とシシカバブのセットを選ぶ。 加えて、ハウスワインをグラスで注文。
最初にサービスのパンが出てくるので、テーブルのオリーブオイルで食べながら、コップで出てきたワインを飲む。このパンが、けっこううまい。
しばらくして、ランチのセット登場。チュニジア餃子、シシカバブ、ライス、サラダ、スープがインド料理レストランで使ってるようなステンレスの大皿に乗って出てくる。シシカバブは羊の臭みもなくうまい。サラダはなぜか中華風ドレシングが掛かっていた。
チュニジア餃子は現地では「ブリック」と呼ばれる大ぶりな揚餃子。 具は羊肉にチーズとトロトロの玉子。
そこそこ満腹気分になってきたところに、注文していた焼きバナナのデザートとチコリのコーヒー。 バナナはほんのりと暖かく、そこにココナッツ味のアイスクリームが乗っている。完食。
この店はワインやビールを仕入れ値+100円で提供していて、細かく見なかったけどワインリストも分厚かったから品揃えもよさそう。 テーブルにはこんなチラシがあった。
これだけ食べて、飲んで、この値段。 次に来る時には、がっつり羊を食おう。
ビストロひつじや 四谷三丁目店（東京都新宿区四谷3-13-24 ミズキビル2F）
