日本武道館でのライブへ行く前に小腹を満たすために立ち寄る。夕方だったので先客は一組だけ。麺の上に麻婆豆腐が乗った麻婆麺が有名らしい。メニューを見るとカレー味の麻婆麺もあったが、初めてなのでオーソドックスな麻婆麺を注文する。
料理の前に出てくるセットは、おしぼり、お茶、水、そしてエプロン。お茶ジャスミン茶で、なぜか大ぶりのマグカップで出てくる。水は麻婆麺が辛いという予告なのか?
しばらく待って、麻婆麺登場。ビビンパを入れるような厚手の器で、くつくつ沸騰した状態で出てくる。箸の他に木製のスプーンとステンレス製の穴あきスプーンが付いて来る。この穴あきスプーンはスープの底に沈んだひき肉をサルベージするのに役立つ。
太くてやや硬めの麺は煮込んでも伸びにくそう。スープは思ったほど辛くないが熱々なのであとでじわっと汗が出てくる。唐辛子の辛さは感じるが花椒の痺れる感じはあまりしない。
器のおかげで最後まで冷めずに食べられる。しっかりした麺とスープとのバランスが良い。