ここはあなごの専門店。以前、夜の予約をしようとしたら数日先まで満員で断念したことがあった。今日は近くまで映画を観に来たのでランチで初訪問。ピークを過ぎた頃に到着したのに約20人待ち。
建物は昭和28年に酒屋として建てられたもの。入り口も年季が入った風貌。
店内は細長く、テーブル席とカウンターがあり、通されたのはその奥。調理場はカウンターの裏側にある。写真は店内から入り口方向を見たところ。
箱めしの小箱と穴子の出汁を注文、これは焼き上げ。柚子の皮をおろしたのが付いているので、竹のはけで振りかけて食べる。テーブルには山椒もあるが、鰻よりもあっさりしてるので柚子の方が合う。
こちらは煮上げ。ふっくらしてやわらかい。 中箱以上だと焼き上げと煮上げの合盛りも可能。
食べ終わる前に、店の人に出汁を頼むと鉄瓶に注いでくれる。中には焼いた穴子の骨。
お椀に一口残しておいたご飯と穴子を移し、薬味を入れて、
最後は、お茶漬け。
東京で穴子といえばすぐに名前が出てくる老舗でさすがにうまい。 でも、小箱で1,750円、中箱で2,950円なので普段のランチというよりは、今日は美味いもの食べたいという時の有力候補。